今日は、思い切って横浜市の「くわくわ森」まで散歩した。横浜市とは云っても我が家から境川を渡れば横浜市である。直線距離では1キロもない。弱った足腰なので、兎も角疲れないように歩いた。境川遊水地ではキショウブが咲いていたり、トカゲやモンキアゲハ、ヤマトシジミを撮った。くわくわ森ではヤブカが多く、数か所刺されたが、アマガエルが鳴いており久しぶりに森に入った気分になった。想像以上にキンランが咲いており、50株は軽く超すなと思った。くわくわ森ではなく、春はキンラン森だと思った。ヤマユリも早くも60センチ以上に伸びており、その頃にまた来たいものだ。
2024年4月30日火曜日
ヒメウラナミジャノメ Argus family
2024年4月29日月曜日
エビネが咲いていた Ebine/Calanthe discolor was in bloom
2024年4月28日日曜日
庭に出てきたキノコ Mushrooms in the backyard
ヒメウツギが咲いている Himeutsugi/Deutzia gracilis flowers are blooming
2024年4月27日土曜日
ハイラックスの不思議な頭骨 The mysterious skull of Hylax
トキワマンサクの生垣の剪定
2024年4月26日金曜日
魚を丸飲みするスナメリの口蓋は? How about the palates of finless porpoise that swallo fishes
スナメリの仲間は捕まえた魚を丸飲みし、センザンコウは長い舌で舐め取ったアリをそのまま飲み込む。スナメリは同歯性の歯を持ち、センザンコウには歯は無い。哺乳類は異歯性の歯を持つものが多いが、クジラの仲間は同歯性のものとなる。
スナメリの口蓋は平で口蓋骨末端に向かって盛り上がっている。一方、センザンコウの口蓋は中心線に向かって深く凹んでいる。
スナメリを含むイルカの仲間は全て同じよう口蓋だ。口蓋骨が後鼻孔に向かって盛り上がる(実際には、下向きになる)のは魚と一緒に飲んだ海水を吐き出すことと関係しているのだろう。また、センザンコウの口蓋の中心線に向かって凹んでいるのは長い舌の出し入れに必要なのだろう。2024年4月25日木曜日
ハナミズキ
イヌ型亜目の動物の口蓋は? How about the palatines of Caniformia?
食肉目の中でもイヌ型亜目の動物はネコ型亜目に比べるとどの科の動物も頬歯の数が多い。ネコたちとは違って良く咬んでから飲みこんでいるのだろう。先ず、口蓋を見よう。図1のイヌ科の動物たちの口蓋はやや凹んでおり、左右の歯列がハの字状に広がっているのではなく、閉じるようになっている。次にイタチ科も見よう。これらの口蓋も中心線付近が少し凹んでいて、歯列最後位の臼歯が臼状に潰れている。
2024年4月24日水曜日
雨中の箱根 Hakone in the rain.
2024年4月23日火曜日
丸飲みするネコ科の口蓋 Palate of Felid that swallow whole.
2024年4月22日月曜日
反芻するシカとカモシカの口蓋も凹む Palates of deer and serow that ruminate are also concave.
サルの仲間の口蓋は凹んでいて歯列は放物線を描くようだった。一方のネコの口蓋は平で歯列はハの字型であった。食物の摂取の仕方で、サルの仲間は臼歯で咀嚼を繰り返すが、ネコは咀嚼は殆どなく丸飲みのようであり、サルの食物の摂取の仕方が、口蓋に表れていると考えた。
サルと同じように口に入れた食物を何度も頬歯で咬む行動をする動物に反芻類のシカやカモシカがいる(図1)。何度も咀嚼すると云うことは左側で咬んでいたものを右側に移動して噛み、また、左側へ移動させて咬む。この咬んでいる物を移動させるのが舌や頬の運動だ。移動させるには口蓋が凹んでいる方が、食物を上に上げて反対側へ移動させさせ易いと云うことだろう。
さらに、草食性のウサギの仲間もそうだ(図2)。シカ、カモシカの左右の頬歯は放物線を描くようになっており、ハの字型ではない。それは面白い事にウサギでもそうだ。
2024年4月21日日曜日
良く咬む動物の口蓋は凹む The palate of animals that chew well is concave.
サルとネコの頭骨の裏側(底面)の口蓋部分(上顎骨口蓋突起と口蓋骨)を見ていて、大きな違いがある事に気がついた。それは、サルの口蓋は凹んでいるが、ネコではほぼ平である(図1)。また、サルの左右の歯並びは切歯を頂点とした放物線を描くが、ネコではハの字型になる(図1)。