2024年4月13日土曜日

齧歯類の前顎骨は底面長の約5分の1を占める     The rodent premaxilla occupies about one-fifth of the basal length

齧歯目の前顎骨を頭骨底面から見ると(図1&2)、一対の切歯とともに突き出した骨が前顎骨であると考えて差し支えないだろう。約5
分の1の長さである。

図1.左:マウスMus musculus 中:ハタネズミMicrotus montebelli 右:アメリカモモンガGlaucomys volans
図2.左:リスSciurus lis 中:ヌートリアMyocastor coypus 右:ハムスタMesocricetus auratus

齧歯目の大きい前顎骨に比べると食肉目のは前の方にほんと少しだけだ(図3)。そのため切歯は小さくなりイエネコやタヌキでは米粒より小さい。が、犬歯は大きい。齧歯目と切歯と食肉目の犬歯はそれぞれの目では食物となる獲物を獲得するには重要な歯であることが判る。

図3.食肉目の犬歯の前の前顎骨 
左:ハクビシンPaguma larvata 中:イエネコFelis catus 右:ツキノワグマUrsus thibetanus

イラクがイスラエルにミサイルを撃ち込んでいる。恐ろしい事態が起こっている。いよいよ本当に第三次世界大戦が起こるのだろうか?日本がアメリカの片棒を担いで参戦する事だけは絶対止めさせなければならない。

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