動物たちの骨盤(寛骨+仙骨)を見ている。机の上はもうプラの小箱や小袋、サルやタヌキの骨盤などが雑然と置かれ、下手に手を動かすとそれらのものを払い落してしまう。
で、マウスの全身骨格を見て、え?恥骨結合だけで坐骨までは癒合していない(図1)。で、同じ齧歯目の植物写真家のSさんから貰ったホンドリスを見たが、骨を全部バラバラにしているのですぐには判断できない。そのリスの菓子箱にアメリカモモンガの骨もあった。恥骨結合だけだ(図2)!
図1.マウスの恥骨結合 腹側から
il:腸骨 pu:恥骨 is:坐骨
図2.アメリカモモンガの恥骨結合 左斜め腹側から
モグラも恥骨結合だけだった。だめだ。またまた判らなくなった。恥骨結合だけなのは、手持ちの標本ではサルの仲間、モグラ、ネズミの仲間だ。イヌ科のイヌ、キツネ、タヌキの恥骨・坐骨結合から坐骨の広がりの違いを考えていて、他の動物たちの骨を見だしたら違いが何故なのか考えつかなくなった。
何となく肌寒い日が続く、しかし、庭の梅の新葉にはアブラムシがいっぱいついている。寒いと思うのは歳をとったせいなのだ。首にはハンカチでも巻かないと首が寒いのだ。さぁー、朝ご飯にしよう。
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