2022年10月15日土曜日

何故、オタマジャクシがまだ水鉢の中に?  Why is a tadpole sill in the water pot?

先ほど、寒くなってきたので、そろそろ庭のスイレン鉢に入れているグッピーを室内の水槽に入れてやろうとスイレン鉢を覗いてグッピーを獲っていた。すると、オタマが一匹水面に空気を吸いに上がってきた。エ?どうして?まだオタマジャクシがスイレン鉢の中にいるの?
これは3月25日に東丹沢の沢で、ヤマアカガエルの卵塊を大サジ一杯くらい獲ってきて、庭のスイレン鉢の水の中に入れておいたものだ。その成長過程については2,3度アップした。このオタマを掬ってプラの鉢皿に移し、撮った(図1)。
身体の大きさに合わない小さな足が出ている。コヤツは足が出て手が出て小カエルになってこのスイレン鉢から出ていかなかったのだ。それどころか小さな足が出ているが、手は出てない。ヤマアカガエルを含めてカエルの幼生のオタマジャクシはこのような状態で冬を越す個体もいるということなのだろうか?
図1.スイレン鉢からすくい獲った一匹 小さな後足が見える
外が温かくなったので庭に出てスイレン鉢を見ていたら、大きくなったオタマジャクシが2匹いた。両方とも後ろ足は小さい。良かった!仲間がいて!と云うことよりもこの仲間はオタマで越冬する個体がいることは確実だ!

5 件のコメント:

  1. オタマジャクシの事が気になって、
    「カエル幼生 越冬」でネット検索した。
    すると、ウシガエルとツチガエルがオタマジャクシのままで越冬する個体がいることを知った。
    東丹沢の沢で3月に一抱えもある大きな卵塊だったので、
    アカガエルの卵だとばっかり思っていたが、これはツチガエルだったのだ。
    しかも翌年の夏頃にカエルになるようだ。
    我が家のツチガエルのオタマを観察し続けよう。
    しかし、2月頃の厳冬期は薄氷が張る。
    薄氷が張らない様に夜は覆いでもかけようかな?
    それとも、真冬は水槽で飼おうかな?

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  2. TMです。メールのお返事遅くなりましたが下記にお返事致します。

    幼生越冬するものは丹沢の環境ですとお調べしていただいた通りツチガエルかと思います。写真では分かりませんが、目を見ると十字のように見えるのが特徴です。ただ、丹沢は平地よりも寒い為、ツチガエルの繁殖期には早すぎる気がします。(およそ4月でも早い方です)

    さらにツチガエルは大きな卵塊は産まず、数十個の小さな乱塊をいくつも産卵します。大きな卵塊で3月となるとアカガエル科のヤマアカガエルかニホンアカガエルに絞られてくるかと思います。小さな鉢でなおかつ日陰で水温が低いままで餌が少ないと成長が遅くなったのかもしれません。 出張中の為帰宅したら日本カエル大鑑にてそのような例があるのか調べてみます。

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  3. TMさん
    コメントありがとう!
    3月下旬の沢で見つけた卵塊は洗面器2杯以上もあるような大きなものでした。
    沢の水の中というよりも沢から1メートルほど離れた湿った水場でした。
    卵塊の下は水に浸っているが、上表面は水に浸っていなかった。
    数十個の卵塊がいくつも重なったとはおもえません。
    するとやはりヤマアカガエル(orニホンアカガエル)の可能性が高い。
    今年は暑かったのでアオミドロが発生してグーピーも泳ぎづらそうでした。
    しかし、このオタマ大きい。

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  4. TMより、おたまじゃくし追記です。

    ヤマアカガエルは9月でも足の小さい幼生が見られると日本産カエル大鑑にありました。

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  5. TMさんへ

    わざわざ調べてくれてありがとう!
    そうですか!
    ヤマアカガエルで足の小さいオタマがいてもオカシク無い訳だ。
    でも、もう10月下旬なので、このまま越冬するのかな?
    ともかく、気が付いたら水鉢の中を覗き込んでみます。


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