9月30日に唐沢峠の休み台の隅に新旧のテン糞があった(図1)。10月4日に庭の水道栓で糞を洗った。
図1.テン糞 左:新しい 右:古い
これらの糞の内容物は秋の果実を食べたものであった。右:サルナシ果肉・果皮・種子、昆虫脚
左:サルナシ果肉・果皮・種子、アケビ種子、カマドウマ脚・産卵管
二つとも、サルナシを食べ、さらにようやく割れかかったアケビの実を食べたものであった。テンは視覚では無くて嗅覚で獲物を探して食べると思われるので、サルナシが既に熟しているものがあり、アケビも割れて白い果肉が見える状態のものがあり、少し甘い発酵臭を漂わせていたのだろう。
二つの糞とも同一個体のものに違いない。
いずれにしても、今日はもう10月に入っている。さらに秋の山の実が熟してくることだろう。
もう、今年も今月を含めて3ヶ月しかない。誰にも邪魔されない休みがたっぷりあり、山に行ったり、骨を見たりする時間がたっぷりあるっと思っていたが、思うように山に行けない日が多く、骨を見る時間も少ない。これでは考えていた時間の使い方とは違う。知人と飲む時間はしっかり作れるのに、あるいは毎夕忘れずにウィスキーを飲む時間を作るのに、山行や骨を眺める時間、本を読む時間もしっかり作るようにしなければダメだ!
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