昨日は、ヒガンバナを見に清川村に行った。宮ヶ瀬に車を置き、早戸川林道、金沢林道を歩き、林道工事手前から山に入り、登山道に出て戻ってきた。ヒガンバナは清川村の土手でも車の中から見た。撮ったのは早戸川林道ゲート手前の斜面である(図1)。
図1.7:20 ヒガンバナ
林道沿いにヨウシュヤマゴボウの実が赤黒く熟し、アメリカセンダングサが咲いていた。うん、ヒガンバナと云い、アメセンと云い秋だ!ぼくもズボンが薄手の夏用の物であり、涼しいと云うよりも少し寒いかなっと思うくらいの気温だ。
図2.7:37 アメリカセンダングサ
おー、シラヤマギクではなくこれはシロヨメナかな?秋だ!涼しくなった嬉しさよりも初秋は寂しい感じがする。
図3.7:42 シロヨメナかな?
林道上にテン糞を見つけた。拾わないで写真だけだ。見た目はまだ固いサルナシの実を食べた物であることが判る。おー、秋の糞だ!手に取って見るとサルナシの種子が浮き出ていた。拡大すると種子が判るよ!
図4.7:44 サルナシを食べたテン糞
これは今年生まれたカモシカの糞だろう。あまり散らばらずにまとまってある。
図5.8:07 カモシカ糞
金沢橋を過ぎて間もなく、沢側の土手にアナグマの巣穴がある。この巣穴は確かめてはいないが、3,4年前からある。
図6.8:29 アナグマ巣穴
アナグマの巣穴を過ぎて5分くらいで沢に入る。この沢から登山道を目指すつもりだ。ジグザクの仕事道が続いている。登り始めてすぐヤマホトトギスが可憐な花を咲かせている。ザックを下ろしてカメラを取り出していると、ヒルたちが蠢いているのが判る。
図7.8:35 ここから入った
図8.8:37 ヤマホトトギス
仕事道を急ぐが足元がしっかりしない。登山靴にはヒルがすでに何匹かついている。早く尾根に行きたいが、行き過ぎてしまい(以前も同じ事をした)戻って尾根を辿る。尾根に出たので、ズボンをたくし上げヒルを取る。靴の中のは仕方がない歩いて潰すよりない。
図9.8:56 尾根だ!
尾根を登っていると野生生物調査中という張り紙が目に着いた。ぼくも40年くらい前に房総のサル調査で関係した事がある自然研(当初は野生研)のツキノワグマの生息調査のようだ。3~5メートル四方にバラ線を張って、上にはペットボトルに液体(蜂蜜?)を吊り下げている(図10’)。その場から離れて尾根を登ったら、古いクマ糞(図11)があった。
図10.9:02 野生生物調査中
図10’.ツキノワグマ生息調査中
図11. 9:07 古いクマ糞だ!
尾根は急になり、立ち木の根などに捉まって登る。おー、イグチ科のキノコだ。ここから、今のぼくのようなバランスと筋力ではとても登れなくなり、太い木のところで小休憩する。っと思い出した。以前もここで登るを諦めてすごすご戻ったことがあるのだ。登山道へ出るのにぼくにあったルートへ行こうと来た道を下って林道へ出る。ヒルは剥き出しの皮膚に着いているヤツは直ぐ剥がし落とし、残りは靴に着いているだけだ。
図12. 9:28 イグチの仲間だ!
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