2022年3月31日木曜日

ヤマアカガエルの鳴き声   Love call of montane brown frog

昨日の伊勢沢林道は若ければスキップしたいほどの春の山の匂い雰囲気であった。木々が芽吹いて山全体が淡い黄緑色に変わり、キブシの白黄食の花が垂れ下がり(図1)、アブラチャンの花が黄金色に光り、クマンバチやシジミチョウ、タテハチョウが飛び回る。山側の斜面は土砂が崩れて毎年この斜面に咲く花々は土埃にまみれている。汚れていないタチツボスミレがあった(図2)が、ヤマルリソウはどれも泥がついて花や葉が汚れている(図3)。
図1.キブシの花
図2.タチツボスミレ
図3.ヤマルリソウ
沢の方からカエルの声がずーと聞こえてきている。山側斜面ばかりでなく沢を見下ろせる路肩のガードレールに沿って沢を見た。すると岩の上の何か動くものが目に入った。ぼくは一瞬イタチ!っと思いバックの中から双眼鏡を取り出してそれを見た。何とそれはメスの上にオスが乗っているヤマアカガエルだった(図4)。動かないので、すぐカメラで撮った。ソニーのCyber-shotは1200ミリまでズームできる。が、カメラは小刻みに揺れる。400ミリで撮った(図5)。林道に跪いてガードレールにカメラをあててカメラがブレない様にして1200ミリで撮れば良かった。が、ぼくの年齢になると膝を下す地面に座布団のような物をおかないと固いコンクリの上では膝が痛くなり、内出血をおこす。
図5.伊勢沢を見下ろすと交尾しているヤマアカガエルが見えた
ヤマアカガエルのオスはメスに比べてはるかに「赤い」ことが判る。我が家の庭のスイレン鉢に飼っていたヤマアカのオタマが大人になり翌年、翌々年と無精卵を産んだメスはやはり薄茶色の皮膚だった。先ほど、25日に獲ってきたスイレン鉢のオタマを見たら、皆孵化してもう卵塊の上にはいなかった。ふらふらと尾を左右にふって泳いでいる個体もいた。これから大きくなって足が生えスイレン鉢から分散していく。また、我が家の庭に残る個体もいるかな?

狂犬プーチンのウクライナ侵略によって多くの人たちが亡くなり、怪我をし故郷を追われている。ロシアの行為には怒りを感じる。

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