2021年9月27日月曜日

ヤビツ峠から大山へ To Mt.Ohyama from the Yabitsu Pass!2)

大山山頂のトイレ裏のパラボナアンテナのところから脚立を乗り越えて北尾根にでる。しばらく西方の丹沢山塊や薄ぼんやりとしか見えない富士山をしばらく眺め、一人の山を満喫する。それからゆっくり歩きながらセンブリを探したり、樹上を見上げてクマ棚を探す。イノシシの掘り起しがいたるところに見られる。おー、トリカブトだ!何だか凄く爽やかな青色だ!左側にはシカ柵とモノレールがある。見つけた!センブリだ!

10:14 北尾根上のイノシシの掘り起し
10:17 トリカブト
10:23 センブリだ!
ともかく、ネクタイ尾根のところまで、モノレールが尾根を交差するところまで行こう。トリカブトがシカ柵の向こう側に咲いている。個々の廃炉が少し紫だ!トリカブトが群生しているかのようにたくさんある。
10:28 トリカブト
10:30 草丈の小さなタテヤマギク
モノレールの交差地点まできた。ここに座ってブランチにしようと思ったが、少し風が冷たい。風が当たらない所のセンブリが咲いていたところまで戻ってそこでお昼にしよう。
10:33 モノレールの交差地 左側がネクタイ尾根方面
持ってきた半分のインスタントラーメンと6枚の乾パンでブランチとする。このところインスタントラーメンはいつも半分だ。それで十分だ!乾パンは喉に詰まるので汁で流し込む。乾パンと甘いコーヒの時もあるが、ウィンナー2本くらい持ってくればよかった。先ほどからモノレールの下の方で、クマ避けの鈴の音が聞こえる、、、が、、、その登山者は北尾根には登って来ない。
10:55 我がブランチ
お昼を20分くらで終え、大山山頂へ向かう。モノレールの側のアザミにタテハチョウの仲間が蜜を吸っている。カモシカ糞がある。大山山頂を囲うシカ柵による行動制限をシカ、カモシカは受けているだろう。脚立を登ってシカ柵を越え、アンテナ前の広場に出るとやまぼうしさんたちが帰るところだった。再び、彼女等と歩く。驚くほどたくさんの人びとが登ってくる。大山は人気の山なんだ。これだものテン糞も見当たらないのは当たり前か!
11:18 アカタテハ
11:29 これはクワガタソウだ!
春に咲くクワガタソウが咲いている。
11:34 これはまとまっているのでカモシカ糞だろう!
阿夫利神社下社への三叉路を過ぎると、登山者は激減する。それでもぼくらを追い越していく人びとが多い。フジアザミがあるという場所にやってくる。えぇー!?ここは往きに休んでやまぼうしさんたちを待とうと思っていた場所だ。が、何故か気が付かず素通りしてしまったのだ。フジアザミが下の方で咲いている。
12:05 崖に咲くフジアザミ
アオハダがたくさん実をつけている木をやまぼうしさんに教えてもらう。往きに落ちている実を1個拾って味見したが、皮と種子だけで味もなかった。アオハダの実だと初めて知る。落ちている実を10個くらい拾う。10年以上前にアオハダの果皮と種子だけの新しいクマ糞を見つけたことがあった。アオハダはツキノワグマが大好きな果実の一つである。アオハダの小さくて赤い実を見るとなるほどモチノキ科だ!っと理解できる。
12:50 赤い果実のアオハダ
20100921ハタチガ沢上流部のアオハダの種子と果皮のクマ糞

下ってきてベンチがあったので、そこで水を飲んだら、小袋に入ったピーナッツ菓子が回ってきた。女子グループは男たちとは違って自分は少々重くなっても皆に食べてもらいたいものを持つ人たちがいる。マルバダケブキが群生している場所で、彼女らは再び立ち止まったので別れることにする。久しぶりの下りで歩くのがイヤになったが、間もなくヤビツ峠であった。帰路にピンク色のカサのキノコを採ってもらった。それはベニタケ科のドクベニタケだった。毒と名がつくが苦いだけで毒ではない。チシオハツタケやドクベニタケなどベニタケ科のキノコは苦いのでどうも美味しく食べられない。

1 件のコメント:

  1. このタテハチョウは
    ヒメアカタテハであると、専門学校の卒業生のSAさんが教えてくれました。

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