宮ヶ瀬のバス停から、ダム湖沿いの早戸川林道のゲートを越える。ぼくは一苦労するが、学生たちは軽やかだ。っと間もなくメタカラコウが黄色の1枚か2枚の舌状花をつけていた。が、ぼくは学生たちにスマホ通じるならマルバダケブキの辺りを調べてみて!っと云っただけで、メタカラコウの名前が出てこない。そう、この頃すぐ名前が出て来ないことが多い。このメタカラコウは最後まで出てこなかった。で、翌朝7時頃にTeamsで学生たちに知らせた。
図1.メタカラコウ
夏だ!ボタンヅルが咲いている。
図2.ボタンヅル
あの沢の処ではまだモリアオガエルの卵塊が残っていた。その水溜まりではオタマが泳いでいたので、モリアオガエルのオタマか確認してもらった。
図3.モリアオガエルの卵塊
図4.M君とH君がスルスルと下りてオタマを3匹取ってきてくれた
9:08、Kさんが不思議な菌類を見つけた。彼女が不思議な毛のようなモノに触ると茶褐色の胞子が飛ぶ、まるで袋のないホコリタケの仲間のようだ。Kさんが触り続けると、毛の塊りのようなモノが無くなってしまった(図6)。不思議!
この不思議な菌類がまだいくつもあった(図7)。
図5.頭の毛のような菌類
図6.胞子を飛ばし続けると図5の毛の塊りがなくなった。
図7.不思議な菌類
どなたか、この菌類or地衣類の名前を御存知ですか?
「菌類 髪の毛みたい」で検索したら出てきました。
返信削除粘菌(オオムラサキホコリ)あたりでしょうか??
http://yamakado.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-2320.html
ちょっと気持ち悪そうですが、私も今度から気を付けて見てみよう!
やまぼうしさん
返信削除ありがとう!
よく出てきましたね。
実は、気になって今朝3時頃から、「糸状の塊り」とか、「髪の毛、ホコリタケの仲間」とかやって捜しました。
粘菌類も見てましたが、種類が多くて諦め、ブログにアップしたのです。
イヤー、かなり不気味です。女子学生のKさんは平気で指先でその毛?の先を触れて胞子を飛ばしておりました。その彼女が昼食後体調が悪くなったので、ちょっとこの胞子の事が気になりました。
このオオムラサキホコリという粘菌は、不思議な生活史を持ってますね。
移動するのだから興味深い。
流石、やまぼうしさん、こちらももう大丈夫なのでゆっくりした山歩きをしたいと思います。
しかし、林道歩きも楽しい!