昨日午後、専門学校の講師会があり、7時頃帰宅して玄関を開けたらビニール袋に入ったモグラがあった。いつも野菜届けてくれるNoboruさんが持ってきたのだ。早速、スケールを置いて写真を撮った。モグラの性別はやはり判らない。モグラの仲間は鳥やカエルのように総排泄孔を持つため、外部生殖器を探しても無駄なのだ。
しかし、カエルでも鳥でも魚でも姿・形や色で性別の違いがある。地中の暗闇で生活しているモグラは性的二型が小さいのは、視覚が効いてないからか?
性行動の時に相手を探し選ぶ時は嗅覚だ!嗅覚に頼る動物は性的二型が小さい? そんな筈は無い。蛾のオスはメスが発する臭いを感知する触覚が大きい。そうすると、モグラの鼻がある口吻部に♂と♀の違いがあるかも知れない。
図1.もらったモグラ Mogera wogura性別不明
何と、今日の夕方再びNoboruさんが畑の帰りに立ち寄りモグラを一匹持って来てくれた。ピンポンが鳴って連れ合いが画像を見てNoboruさんだ!っと出ていくと、連れ合いに呼ばれる。またまた、モグラが獲れたと持って来てくれる。話しを聞くと昨日と同じトンネルで獲れたと云うのだ。同じトンネルを利用するというは、春はトガリネズミ目の発情季なので、♂がメスの行動域内に侵入しているということなのだろうか?ネット検索したら、「食虫類の自然史」第3章「モグラ科動物の生態」阿部永・横畑泰志編著、比婆科学教育振興会、1998 が見つかった。
0 件のコメント:
コメントを投稿