2021年1月21日木曜日

二足歩行をするから座骨神経痛になるんだ!  Humans have sciatica because they are bipedal.

 14日に奥半谷林道から鐘ヶ岳に登って、左足の付け根が痛いと自覚し、翌日整形外科で腰椎と腰椎との間の椎間板が狭まって座骨神経を圧迫するために起こる坐骨神経痛だと分かった。

タヌキの腰椎6個と仙骨、寛骨を図1&1’に載せた。ヒトとの腰椎は5個、ヒト以外の哺乳類は四足歩行だから、脊柱は地面にほぼ平行になっている。脊柱は首の頸椎、背の胸椎、腰の腰椎と仙椎、尾椎からなっており、一つの椎骨は腹側の椎体と背側の椎弓が椎孔という神経が通る大きな孔を取り囲んでいる。

図1. 左側面からのタヌキの腰骨・仙骨・寛骨
上は背側、下は腹側
ヒトの場合、頭骨の大孔から脊柱の椎孔を走る脊髄神経は、各椎骨間の椎間孔から出て足先まで神経が走る。頭や顔、首の神経は頚椎から出ている神経が支配している。腰や太腿は腰椎からでる神経が、さらに背側の腰から足先にかけて仙椎からの神経が走っている。

図1'. 上面(背面)からのタヌキの腰椎・仙骨・寛骨
ヒトは二足歩行であり、脊柱は地面にほぼ垂直になっている。もちろん、机に向かっているときも脊柱は地面にほぼ垂直だ。そうなると歳をとるにつれて腰椎や仙椎の椎骨間が体重によって圧迫されるのに堪えられなくなり、狭くなったりつぶれたりする。堆間が狭くなったりすると当然そこから出ている神経が圧迫されることになります。これが腰部脊柱管狭窄症である。
ぼくは、今のところ左の股関節が足を上げたりすると痛むので、第三腰椎と第四腰椎の間から出ている神経が圧迫されて痛くなっているようなのです(自己判断)。

このような座骨神経痛はチンプやタヌキのような四つ足動物はならないでしょう。ぼくはヒトだから腰椎が圧迫されるようになるんだ。

それは、ともかく、今はワラをもつかむ心境なので今日は午後から指圧に通ってみます。

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