2020年12月16日水曜日

早戸川林道、伝導、造林小屋5)  The Hayatogawa forest road, Dendou, and the forestation hut

 造林小屋からちょっと榛ノ木丸方面に登ろうかなと思った。が、今日はこれで十分だと思いとどまる。造林小屋の中を覗き、すぐショートカットの道を下る。最後は沢を渡らずに橋の方へトラバースする。伝導の堰堤か河原でお昼を兼ねた食事にしようかなと思い河原へ降りたつ。堰堤から流れ落ちる水の音がうるさい。上流の方の堰堤からの水音も聞こえる(図1)。しかも、何だか寒い!ここでの食事はやめて下ることにする。

図1.伝導の堰堤からすぐ上流の堰堤を撮る
11時19分、ん?イノシシ? 太いが、違う。タヌキだ!サルナシの種子?それともキブシの種子?が見える。右はテンがエゾエノキを食べた糞だろう。1メートルくらい離れたところにタヌキのタメ糞だ!
図2. タヌキ糞3 左の糞塊
図3. タヌキのタメ糞だ!
11時31分、今度はテンのタメ糞だ(図4)。 真ん中のマメガキを食べたようなテン糞も別の袋に容れよう(図4')。
魚止橋までのショートカットの道を下らずに林道をまっすぐヘアピンカーブの方へ歩く。
図4. テン糞11
図4'. テン糞12
丹沢観光センターの前に着き、門の石段のところにザックを置き石段を上がる。
12時22分、石段を登り切ったところの観光センターの玄関前の広場に着く。わー、すごい量だ!タヌキのタメ糞だ!エゾエノキの果実やマメガキの種子が浮き出ている(図5)。人がいないのでタヌキの住み家となったのかな?
ちょっとトイレを除いてみる。タヌキの巣穴にはなっていそうもない。辺りを見渡してみてもイチョウの木は見当たらない。裏には回らなかったが、ギンナンがなるようなイチョウの木は高木になっているだろう。
ここは丹沢観光センターは「魚止め森の家」という名称なんだ(図6)。
図5.タヌキのタメ糞
図6. 魚止め森の家
図7. 魚止め森の家を後にする
そして、石段に座って、ガスストーブをセットしインスタントラーメンに生卵を落として食べる。何だか今回は先週のように旨いとは思わない。が、完食する。
その後、テン糞2個とタヌキ糞1個を拾う。
13時14分、道路が陥没したところにやってくる。自転車がある。彼ら二人は今頃は戻る途中の雷平辺りかな?
図8.道路陥没の場所
13時53分、テン糞だ!しかし、面白い。木の葉(ダンコウバイの葉かな?現場で確認せず)の上にしている。ぼくに木の葉ごと拾って欲しいとテンがしてくれたものかもしれない。木の葉ごと拾うが糞とマークとして置いた葉だけを小袋に容れる。
図9. 木の葉の上のテン糞 サルナシの種子が見える
ほぼ14時に車に到着だ。GPS上では16.8キロの距離を約7時間掛かってあるいたことになる。帰宅は16時頃、身体が冷えたので風呂は気持ちが良い。もちろん、その後の缶ビールは旨い!
図10.歩いたルート

今日でぼくの年内最後の授業だ。昨日はGoTo中止になったので電車は空くかと思ったが、そんなことは無かった。GoToと通勤・通学は別だ。以前のようにテレワークを進める会社も少なくなったのかな?専門学校ではこのままコロナ感染者が増えると、来年からはオンライン授業と対面授業を組み合わせるようだ。ぼくの生活スタイルも少し変わった。何よりも手洗いをするようになったことだ。

1 件のコメント:

  1. テン糞11はタヌキのタメ糞だった。
    テン糞とタヌキ糞は臭いが全く違う。
    洗っている時や鉢受けに茶漉しに残った残渣の糞を空け、机に置いて
    内容物を同定する時、顔を近づけるので、臭いが判る。
    テンの糞の臭いは食べた果実の匂であるが、
    タヌキの場合は鼻に突くような強い臭いがする。
    しかも、同じ果実を食べたとしても、タヌキの方が果肉果皮が一層分解消化されている。

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