2020年10月25日日曜日

辺室山塊での食肉目の糞  The Scats of Carnivora in the Mt. Henmuro

ー丹沢実習でー
先日の土山峠・辺室山・唐沢峠・煤ケ谷間の行程12キロで、見つけられた糞は3地点でタヌキ糞、1地点のテン糞であった(図6)。
図1.8:59 タヌキ糞1
マメガキ種子が見えている。
マメガキ種子・果皮、多数サルナシ種子・果皮、エノキ種子
図2. 12:37 タヌキ糞2
サルナシ種子、多数甲虫外骨格・脚・翅、砂泥
図3. 12:47 タヌキ糞3
サルナシ種子、マメガキ種子、ムベ?種子、ヤマボウシ種子、カマドウマ脚、砂泥
アケビの種子よりも一回り大きく褐色のムベの種子?と思われる物が5個あった。しかし、神奈川県植物誌2001では清川村にはムベは生育していない。
図4. 13:30 テン糞
サルナシ種子、アケビ種子が見える
サルナシ種子・果肉・果皮、アケビ種子
図5. タヌキ糞3の内容物の種子(左ムベ、中上マメガキ、中下ヤマボウシ)とテン糞からの種子(右アケビ)
タヌキ糞3を水洗いした直後はムベの種子としたものはもう一回り大きかったが、丸1日たって乾くとアケビの種子とそう変わらなく見える。ということはムベではなくアケビなのかな?
図6. 歩いたルートと糞発見位置
①~③:タヌキ糞 :テン糞

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