2020年4月16日木曜日

栂立尾根を歩く   Walked on the Tsugadachi Ridge

昨日は栂立尾根を歩いて本間ノ頭に行こう、帰りは登山道かな?などと考えていたのだが、早戸川橋に着いたのが7時を過ぎていて、釣り人の車がたくさん並んでいた。何故か松茸山登山口のところが1台だけ入る余裕があったので、バックでお尻を入れて駐車。
早戸川橋を渡り、金沢橋の左岸の袂から登ろうと思っていたが、33号鉄塔の登り口(図1)が目に留まり、どうせタロベエ峰を通るのだからとここを登ることにする。釣り人たちの声が聞こえるので、下を見ると松茸山登山口が見える。道はジグザクに登っていく。途中崩壊している箇所もあるが、沢沿いから登っていくので崩壊は仕方が無い。うん、カモシカ糞だ(図3)。これからカモシカ糞が何度もでてくる。帰路に膝が痛くならないように、頑張らないようにとゆっくりゆっくり歩く。33号鉄塔(図4)だ。
図1. 7:20 33号鉄塔への登り口
図2. 松茸山登山口が見える
図3. カモシカ糞だ!
図4. 7:44 33号鉄塔
鉄塔からタロベエ峰までの尾根道を辿る。周りはスギの植林地帯だ。風はなく、穏やかな春の朝の日差しが射し込んできて気持ちが良い。ピークに到着だ。タロベエ峰と書いた木札があったのだが、、、。あった!が、文字がかすれて消えかかっている(図5)。先ずは、古い切り株に座って朝飯としてお握りをサーモに熱いウーロン茶で食べる。
標識の側にはシカ柵を乗り越える脚立があるが(図6)、人が通れる穴も開いているので、ぼくはザックを下ろして向こう側へやり、這いつくばって穴を潜る。身体が硬くなっているので、這いつくばるのも一苦労だ。
図5. 8:22 タロベエ峰とはもう読めない
図6. 脚立の間の穴を潜る
この栂立尾根を歩くのは6度目かな?タロベエ峰なんて何とも昔話に出て来る童話的な名前だと考えながらシカ柵に沿って下る。また、シカ柵を脚立で越えなくはいけない。ザックやバックをシカ柵越しに向こう側は落とす。脚立が錆びているので、ぼくの体重で崩れ落ちないか怖い。片足だけに全体重を乗せないように注意しながら越える。そして、撮った写真が図7の脚立だ!娘だったら、サッサと登り降りできるだろう。鞍部からまた登りだ。
図7. 8:35 下って岩の近くにある脚立 
図7の左のシカ柵が六百沢ノ頭まで続く。スギの植林地の中の六百沢ノ頭に着く(図8)。ここは素通りだ。脚立があるが、シカ柵が破れているところを潜り(図9)
、シカ柵に沿って尾根を登り続けていると、左側のスギの中に大きな岩が見える(図10)。前にここを通った時もツキノワグマが岩穴に冬眠できそうな大きな穴が無いか近くに行って調べたいと思ったが、今回も思っただけだった。
図8. 9:32 六百沢の頭に到着だ! 
図9. 9:54 破れているシカ柵を潜る
図10. 10:32 大きな岩がある
栂立ノ頭のピークの前でまた、シカ柵を横切らなくてはならない。幸いここの柵も破れていて脚立に登ることはなかった(図11)。ピークの側に大岩がある(図12)。余裕があれば上に乗ってお茶でも飲みたいものだ。栂立ノ頭の標識の横で写真を撮り(図13)、出発だ。もう、本間ノ頭へ行くつもりは毛頭なくなった。ぼくの歩きが凄く遅いのだ。
過去のデーターを見た。2015年3月6日に金沢橋の袂から登って本間ノ頭に行き、登山道を歩いて御殿森ノ頭まで行き、途中から金沢林道に下りて松茸山登山口に戻っている。さらに、3月16日には六百沢を渡って栂立尾根の1043ピークから北に走る尾根に取り付いて鐘沢ノ頭にも行っているのだ。5年後にはこの体たらくだ!膝を庇い過ぎるのかな?
もう、今回は1043ピークでお昼を食べることを目標にしよう。それにしてもテン糞やタヌキ糞を一つも見ていない。
図11. また、シカ柵を潜たところ
図12.シカ柵を潜ったら左側に大きな岩
図13. 10:40 栂立ノ頭にある手作りの標識の横に立つ

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