2019年6月17日月曜日

タヌキ、アナグマ、クマの糞の内容物 The scat's contents of racoon dog, badger and black bear.

先日の13日(金)に伊勢沢林道・焼小屋沢右岸尾根・姫次・奥野林道を歩いて、見つけ拾ってきたアナグマ糞とクマ糞とタヌキ糞を水洗いして内容物をしらべた。
これらの三者の糞はいずれも焼小屋沢右岸尾根で見つけた。
8:48 タヌキのタメ糞の上にクマ糞?
ヤマグワ種子、動物質
上の糞の細い部分しか持ち帰らなかったが、細い部分を切り離すのが容易ではなかった。毛でつながっているのではなく、動物質の消化し難い靭帯なのかな?っとも思った。

9:04 タヌキのタメ糞
キブシ種子、腐葉砕片、大型哺乳類毛・骨片
キブシの種子がたくさんあり、さらに太い骨を齧り取ったような骨片と毛が混じっていた。

10:15 アナグマ糞
腐葉砕片、膜翅目翅・肢、ムカデ、砂泥
アナグマは林床に落ちている物しか食べられないので、初夏なったので、もう落ちているキブシやなどの実を無いのか、腐葉層にいる昆虫などの土壌動物はを多く食べている。

クマ糞とタヌキ糞の距離は50メートルくらいなので、両者とも同じ大型哺乳類を食べたのかも知れない。

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