13日にヤマシャクヤクを見た帰路、尾根を下ってスギの植林帯に入って間もなく、下の方にスギの皮が剝かれているのが見えた。その大きさがすぐクマ剥ぎだ!と解かった。
降りて、クマ剥ぎにあったスギに近づく。クマがスギなど樹皮を剥ぐ場合は、必ずスギの木が生える斜面の上側の根元付近から1以上の高さまで剥いでいる。
ストック(この時の長さは115cmくらい)を立て
ストックを立てている部分は以前も剥がれた痕がある。
このような歯型が付いている
さらに、10分くらい下ってブナorイヌブナの芽生えの写真を撮った近くで、ここにもクマ剥ぎが?、、、、やはり、この木も以前に剥がされた痕が残っている。しかし、樹皮が剥がされているのは1m以下であり、それに、クマは一度にベリベリと大きく剥ぐのに、大きく剥がれた樹皮は下に落ちてなく、細切れになった樹皮が落ちている。
歯型は縦に付いている。しかも幅が広い。これは、シカの仕業だ!
シカは下顎の切歯で根本の方から樹皮を剥ぎ、そして切歯をスプーンのように使って樹液を梳くい取ったのだろう。
シカの下顎切歯の痕が付いている
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