2月26日に伊勢沢林道を歩いた時に見つけ拾ってきたタヌキ糞3個を洗ったのでその内容物をアップする。
タヌキ糞3個のいずれの場合でも、彼らはキブシとケンポナシ食べており、腐葉や昆虫、砂泥も共通して含まれていた(表1)。タヌキ糞①にはサルナシやオオツヅラフジの種子1個と翼のついた不明種子が1個入っていた。また、タヌキ糞②には羽毛が1本含まれていた。
タヌキのタメ糞がある場所は興味深い事に、尾根上が大半を占めるが、タヌキ糞③は林道上の平な場所であった(図1&図2)。これは非常に稀なことである。
11:18 タヌキ糞1
キブシ種子、サルナシ種子、オオツヅラフジ種子1・果皮、ケンポナシ果柄、不明種子1、腐葉砕片、甲虫腹部・肢、砂泥
11:47 タヌキ糞2
キブシ種子、ケンポナシ種子・果柄、腐葉砕片、羽毛、直翅目産卵管、昆虫脚・外骨格、砂泥
12:07 タヌキ糞3
キブシ種子、ケンポナシ種子・果柄、腐葉砕片、直翅目産卵管、甲虫脚・外骨格、砂泥
図1 タヌキ糞3があった場所は林道上である。
図2 ルートとタヌキ糞①~③の位置
表1.タヌキ糞3個の内容物
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