2019年1月31日木曜日

骨標本を作るために置く場所は水温が上がる場所が良い。To make the bone specimen is better for the place where the water temperature rises.

昨年暮れの12月2日に、有害鳥獣駆除されたウリボウを解剖・解体し、骨は徐肉して、バケツに容れて水に浸けていた。
昨日、解剖した1年生のNaka君、Koga君、Uetaさん、Kawaさん、2年生のMikuさんとバケツの蓋を開けて腐敗状態を調べた(写真1)。
バケツは屋上の日の当たる処に置いてあったので、晴天の日はバケツ内の温度も上がり、腐敗も随分進んだようだ。
もう、流水で洗い流すだけで綺麗な骨を取り出すことができる。

ぼくは、今、二つの骨を取ろうと水に浸けている。一つは、正月明けに物置にオポッサムを水に浸け、軒下のタヌキを水に浸けて置いている。それは殆んど腐敗していない。
もう一つは、昨年11月8日に丹沢に行く時にタヌキの轢死体を拾い、11月10日に解剖・解体して、剝皮・徐肉したものを2.7リットルのペットボトル3個に頭部、脊椎・肋骨部、上肢・下肢部に分けて水に浸している。先ほど見たら、まだまだ腐敗が不完全だ。専門学校で骨にしようとしたウリボウよりも20日余り早く水に浸けたままの状態で置いているが、屋上のようにいつも陽が当たって水が温まる場所とは違って、東側の軒下なので午前中の僅かな時間しか陽が当たらないところだ。このような場所では水温が低いままなので腐敗しづらいのだ。
写真1 早くも骨となったウリボウの頭骨

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