2018年11月30日金曜日

野生生物探検隊1) Wild life expedition 1)

昨日、野生生物探検隊の集まりがあった。真鶴駅に10時集合し、それからtake隊員とSさんの車に分乗して白銀林道に行った。ここは、ゲートがあるが自由に開けて出入りすることができる。
テン糞があり、サルトリイバラをアオツヅラフジの青黒い実があるのでシオデとぼくが間違い。チョウセンアサガオが何故かあり、散策は続く。
テン糞1だ!
ぼくが素手でテン糞を拾うものだから、後で問題になる。
サルトリイバラの葉とアオツヅラフジの実
チョウセンアサガオの果実と種子
すると、isa隊員が葉が萎れているアオキを見つけ、何故萎れているのか調べる。木の根元から7,80センチの高さまで樹皮が形成層から剝かれており、縦についた細い歯型を見つけた。take隊員がノウサギだ。ノウサギが立ち上がって樹皮をかじったんだ!っと云うことに皆、成る程と思う。しかし、後でこの考えが代わる。
幹の樹皮がないので葉が垂れ下がっているアオキ
アオキの樹皮の食痕
白銀林道を歩く野生生物探検隊の隊員たち
シロヨメナがたくさんまとまって咲いている
道路からちょっと外れて伐採された植林地に入るとツルリンドウが赤い実をつけている。さらに歩き回るとこの辺りにはツルリンドウが至る所にある。陽が入るようになってツルリンドウが繁茂し始めたのだ。
ツルリンドウの赤い実
ツルリンドウの花も咲いていた
ノウサギの食痕を見つける。昨夜か朝早く食べたようだ。切り口がナイフで切ったようだ。ウラジロチチコグサのようだ。
ノウサギの食痕
ノウサギの食痕の1メートルも離れていないところに同じウラジロチチコグサがあった。こちらはまったく食べられていない。
南ア生まれの外来種ウラジロチチコグサ
k-ta隊員がヒイロタケを見つけた。ぼくはカワラタケの仲間だとばっかり思っていた。サルノコシカケ科だ!が、ネット検索してみると、シュタケというものがあり、ヒイロタケはタマチョレイ科シュタケ属と書かれている。どうもタマチョレイ科が正しいのかな?
ヒイロタケ
裏からみたヒイロタケ
ヒサカキの新枝が食べられている。ノウサギの食痕か?食痕は少し古いが切り口はナイフで切ったような鮮やかさはない。
上の写真の左を拡大したヒサカキ食痕、ノウサギではない。
辺りを見回すとヒサカキばかりでなく、カラスザンショウの幼木の葉も食べられている。ノウサギが食べた訳ではない!
カラスザンショウの幼木も食べられている
コガンピという植物をヤマボウシさんに教えてもらう。是非、コガンピを花が咲いている来年の夏にもう一度見てみたい。
コガンピ、ジンチョウゲ科
12時半を過ぎているので、お昼にする。各自が開けた伐採跡と切り株に腰掛けてのお昼だ。ぼくはガスコンロでインスタントラーメンを作る。家で切ってきた白菜、ネギ、ホウレン草を入れ、生卵を落とす。熱々で旨い!皆はもちろんぼくより先に食べ終える。k-ta隊員からチョコを貰う。

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