2018年11月18日日曜日

人家近くのテンはカキの実を食べている  The marten which lives near people house eats fruit of percimmon

11月15日に初めてのルートを歩いたが、シカの警戒音を2度聞いたし、イノシシの掘り起し跡も見たが、テンやタヌキ、アナグマの糞は見つけられなかった。それはルートファイディングに目を凝らしていたためではないかと思っている。

2018Nov15のルート図とテン糞①~④とタヌキ糞の位置

以下は、糞を見つけた時刻と内容物だ。
7:05  テン糞1
サルナシ種子・果肉・果皮(果実1個分)、カキ果肉・果皮

7:12 テン糞2
サルナシ種子・果肉・果皮

11:18 タヌキ糞
サルナシ種子・果肉・果皮、シデ類の苞片(1枚)、マメガキ種子1個

12:07 テン糞3
マメガキ種子・果肉・果皮、サルナシ種子1個

12:35 テン糞4
サルナシ種子・果肉・果皮、アケビ種子3個+1

以上のテン糞4個とタヌキ糞の全てにサルナシを食べた痕跡が出ており、他は、マメガキやアケビの種子、タヌキ糞ではクマシデ?の苞1枚とテン糞1では農耕地のカキを食べたと思われる果皮付き果肉が出てきた(下表 )。これまで、シデ類の苞が出てきても偶然に拾った糞に混じったものだろうと思ってきたが、今回のタヌキ糞では糞塊の中の糞粒を採った時にも回りを確かめているので、タヌキが糞を排泄した後に混じったものではないと思い。内容物にクマシデ?苞1枚とした。

表 テン糞4個とタヌキ糞の内容物(詳細は上記)

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