今日は専門学校で1、2限目の授業があった。
帰路、飼育の檻をのぞいたらリスザルを肩に乗せている女子がいた。
リスザルの世話係のようだ。
ぼくがカメラを向けると女子は恥ずかしがって後向きになった。
ちょっと残念であるが、学校で飼育されている動物たちをこの場でアップしていこうと思っているだけなので、まー、これでも構わない。
しかし、後ろを向いたのでピントがずれた。
学校にはサルの仲間はこのリスザルだけである。
飼育女子の肩に乗るコモンリスザルSaimiri sciureus
もう、何十年も前に南米の「リスザル猟」というのを本で読んだことがある。
リスザルは驚かして追うと地面に降りて走る。そのため、リスザルを追い込む方に漁網をV字状に囲って、Vの先は穴を開けて逃げ込む別の袋を作って置き、皆で声を出して追い込むようだ。
すると、樹幹を跳び回っていたリスザルたちは林床に降りて走り出す。もちろん、漁網の高さは1メートル足らずしかないので、上から逃げていく個体もいるが、大半は追い込み先のV字の先の穴の袋に入ってしまうようだ。
このリスザルの習性は、ニホンザルでも同じだ。捕獲檻に入ったサルを捕まえるには、檻の角にサルが潜れるくらいの穴を開けて、その先に穴の大きさに合わせてゴルフネットのような網を筒状につけておくと、捕獲檻に入ったサルたちは檻に人が檻に近づくか入っただけで、逃げ場所を探し、一頭でもその穴を見つけて入っていくと、次々に入り、サルの腸詰(ネット詰)が出来上がる。
これは、他の動物やヒトでも同じかもしれない。
明日から一泊二日の丹沢実習だ。1、2年生合同の宿泊なので楽しみだ。でも、夜は寒いだろう!
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