21日、22日と唐沢のキャンプ場に泊まっての丹沢実習が行われた。
7時40分本厚木駅発の宮ヶ瀬行のバスに乗る。ぼくら以外にも7、8人の中高年の登山者がいた。彼らは仏果山登山口で降りた。ぼくらは三叉路で降りて、唐沢キャンプ場へ向かう道を歩く。ぼくにとっては懐かしいような道だ!吹風トンネルを通り、宮ヶ瀬霊園を過ぎると周りの木々の葉が茶色、黄色、赤色に変わって秋の色になっている。
天気予報では21日は晴れるが、22日は雨模様の天気だ!
晴れている中の山の中の県道70号線は舗装道路であるが、唐沢キャンプ場より先が通行止めになっているので車がほとんど走っていないので、秋の山の風景を満喫できる。
11:01 県道70号線を歩く
長者屋敷キャンプ場を過ぎてから中津川の川原が右下に広がる
学生たちの写真を撮ったここまで、バスを降りてから2時間以上掛かって歩いている。
それまでは、糞を見つけたり、果実を見つけたり説明しながら歩く。
8:58 アライグマ糞だ!シカorカモシカの毛が見える
9:03 鳥糞 黒いカラスザンショウの種子と二つの大きな種子が判らなかった!
9:12 アオツヅラフジだ!アンモナイト状の種子を見てもらう
青黒い実なので食べられそう!と云うので有毒だが1個くらい汁を舐めてごらん!甘く感じるがダメ!
9:45 おー、テン糞1だ!
9:58 エビヅルではなくてノブドウだ!
食べると美味しくないが、ブドウと同じような形の種子をしていると話す。
10:44 ナス科のヒヨドリジョウゴだ!
C君は食べられますか?と訊くので、「一個くらいは君なら大丈夫だ!でも、これはナス科で有毒だ!あのハシリドコロもナス科だ!」と云うと「え!ハシリドコロと同じか!」っと絶句。そして、「そうだよね。食べられるものなら先生がいち早く食べているものね!」
10:52 サルトリイバラの仲間のシオデだ!
しかし、シオデという名前が出てこなく、「以前はユリ科であった。東北地方ではヒデコと呼ばれている春の芽生えのシュートがアスパラみたいで山菜として最高だ!」と話す。石川県出身のM.Tさんはヒデコって聞いたことがあると云ってくれた。
10:58 リュウノウギク
沢と川原の幅が広く、日当たりが良いので、気持ち良く歩いている。
学生たち一人一人は皆、精神的肉体的な悩み・苦しみを抱えている。しかし、先週も体調が優れず学校を欠席していたH.Y君も参加し、1年生10名2年生4名の一人の欠席者もなく全員で歩いている。
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