2017年10月8日日曜日

七ツ木神社の祭りと名月 The festival of Nanatsugi shrine and the harvest moon.   

昨夕は、知人の家に行き、そこで連れ合いたちが今夏の北京の紫禁城・万里の長城・西安の兵馬俑などの中国旅行で大変世話になった中国人のお医者さん夫婦を連れ立って知人が氏子である高倉の七ツ木神社のお祭りを見にいった。
七ツ木神社入り口
参道には、昔懐かしい綿飴を作って売っている露店や何故かイカを丸ごと焼いて香ばしい匂いを漂わせている店、射的の店などが5、6件が立ち並んでいた。
参道の両側に出たお店(仲見世)
 恐らく、5,60年前ならこの地域の最大のイベントで、多くの人たちがこのお祭りに参加し、遊びに、参拝にやってきたのだろう。が、今は、身近に娯楽はたくさんあるので、昔の名残りはあって少し寂しい感じもある。
お囃子が始まった。篠笛を吹く若者、和太鼓を叩く人、チャンチキ(鉦鼓)を鳴らす人。毎週のごとく皆公民館に集まって練習をしているようだ。知人の娘さんも小学生の時に練習に通ったようだ。
 舞台の横に七ツ木神社の本殿があり、そこでお参りだ。ぼくは小銭、確か20円を投げ入れた。何も願い事をせずにただ頭を下げた。舞台の左側にはこのお祭りに寄進した人の名と寄進した額が紙に書かれて張られた大きなボードがあった。
本殿
 再び、知人の家に戻る時、東の空にお月様が浮かんでいた。4日に吉林省か来日したMさんからお土産に大きな箱に入った月餅を頂いた。彼らを駅まで送って楽しい会は終わった。ぼくは、帰宅し風呂に入ってすぐベットだ。
この時季に行われるお祭りは当然収穫祭なのだ。農作物の収穫を祝って地域の人たちで祝ったのだ。きっと、お囃子をバックに人々は踊ったであろう。黙って、椅子に座って見ているなんていうことは無かっただろう。若い男女の出会いや求婚も生まれただろう。楽しかったであろう昔の事を考えながら寝入った。
お月様が出ていた。

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