16日(金)に宮ケ瀬湖岸の林道を歩いていて、たくさんテン糞をみつけた。果実を食べた通常のテン糞は次のようなものだ。糞塊は幼稚園児の小指の太さくらいの円筒形のものである。下のは10個目に見つけたテン糞で、ヤマグワの種子が浮き出ていて、緑色の果柄も出ている。
下は、林道面に4メートルくらいの広さに散らばっている物があった。
このように黒いかたまりが点々の散らばっている。
何が落ちているのかな?っと顔を近づけてみるとヤマグワの集合果の塊だ。下の塊は10個以上のヤマグワの集合果が固まっている。テンの糞だ!しかし、どうしてこうなるの?上を見た!林道をヤマグワの枝が覆いかぶさっている。枝にはまだ黒く熟していない実が残っている。きっとヤマグワの実を食べながら排泄したのだ。まるで、シカやカモシカのようだ。ウシやウマ、ヤギなどの草食動物は採食しながら排泄する。それはサルもそうだ。しかし、食肉目のテンが食べながらウンチするとは!どう考えたら良いのだろうか?
テン、アナグマ、タヌキなどは固有の行動域を持ち、その中に巣穴を持っている。テン糞やアナグマ糞、タヌキの溜め糞は行動域の自分の場を主張する匂い付けとして機能していて、シカやサルのように巣穴を持たない動物たちのようにどこでもトイレという訳ではないと考えていた。しかし、今回、見たこの糞はどうしてだ?
クマなんかでも木の上で採食する時は、その場で排泄するのだろうか?
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