昨日、6月15日(木)我が家に写真家の金サジさんが来た。まだ若い女性だった。京都発の夜行バスに乗って大きな荷物をもってきた。
彼女は、動物のことをいろいろ見ている内に、ぼくのホームページにたどりつき、動物たちの頭骨の写真を撮りたいと5月に申し出てきた。もちろん、来宅して撮るのは構わないが、京都在住なら、大阪市立自然史博物館にはたくさんの綺麗に処理された頭骨があるし、上京するなら上野の国立科学博物館の方が、ぼくが所有する頭骨の何十倍も量質ともに優れていると知らせた。が、既に彼女は両方とも当たっていて、研究目的以外の用途では頭骨の撮影は無理で、アート表現としての頭骨の撮影はとても許可されないようであった。
以前、魔女の宅急便の実写版の時もやはり、同じような理由で断られたので、ぼくの処に頭骨を借りにきたことがあったのだ。
彼女は「写真新世紀」の2016年度のグランプリを得たようで、下の写真誌を持ってきてくれましたが、ぼくが見てもアートなので全く理解できず。
金サジさんの下の作品ばかりでなく、どれも理解できません。上の表紙のメスジカは剥製で、今の彼女の家に置かれているため、「もらってくれませんか?」と云われた。ぼくはもちろん、「剥製はいらない」と応えた。他に、鳥の剥製もあるようだ。下のモデルの人の頭にはヒトの骨盤であり、手に持っているのは臍の緒をイメージしているようだ。ンーん、判らん、理解不能の世界だ。
これらの写真を審査員全員が一致してグランプリに推したようだ。しかも、皆、金サジさんの写真を褒めちぎっている。あー、ぼくには理解できない世界である。彼女の作品は下のアドレスに載っている。彼女がぼくのところで撮っていった頭骨がどのようなアートになるか興味津々だ!
http://global.canon/ja/newcosmos/gallery/2016/kim-sajik/index.html
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