11月30日に横浜の友人からもらったヒキガエルの死体をアップした。
剥皮し内臓を取り除き、除肉してタッパーに容れて水に浸していた。
昨日、骨を洗いきれいにして、乾かしていた。
死体をもらった時の外見では大きな傷害がなかった。
しかし、両足首の骨が折れ、左腕の橈骨・尺骨や、上腕骨と接する烏口骨が折れていた。
今日は、半日、このヒキガエルの骨を見ていた。
ヒキガエルの脊椎は第一椎骨の環椎から始まり仙骨まで9個しかなく、身体の半分は腸骨が占めている。哺乳類とは大違いだ!
さらに、哺乳類の骨格と異なるのは、腕や足の骨である。
前肢の橈骨と尺骨は一つになり、同じように後肢の脛骨と腓骨も一つになっている。しかし、橈骨と尺骨を、脛骨と腓骨を分ける窪みが見られる。
頭骨は前頭骨と頭頂骨、後頭骨はしっかりしているが、上顎骨は左右にバラバラに分かれた。このようなことは哺乳類の骨では生じない(下顎骨では左右はバラバラが普通だ)。
さらに、上の写真でお分かりのように肋骨が無い。
脊椎骨が9個しかないことと肋骨が無いことと関係しているかな?
ネットで見たらサンショウウオも肋骨がない。でも、爬虫類のトカゲやヤモリになると肋骨があるよね。両生類は主に水中生活だから内臓を支えるための肋骨は必要ないという事かもしれないネ!しかし、魚にはいっぱいある!
ん~ん!????どうして?
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