昨日は専門学校の丹沢実習だった。
コースは大倉から大倉尾根を登って塔ノ岳の往復だ。
天気予報は晴れ!台風一過で尾根歩きなので直射日光で相当暑くなるだろうと思っていた。
渋沢駅に8時に集合だ。目の前の山は麓から霧に包まれている。上は雨だ。
一応、学生たちには雨具や傘の用意をさせている。
大倉はガスっている。塔ノ岳登山口の地面も雨で濡れている。
ガスっている中を歩くので、すぐ汗が噴き出す。
右足のアキレス腱炎をかばいながら歩く。左脚の膝がオカシイなる。
見晴茶屋あたりまでは、まーまー大丈夫だった。後ろの学生たちに説明などしながら歩いていた。
しかし、そこまでだった。学生たちにどんどん先に行く。
彼らはまるでハンミョウのように、途中で、ぼくを待っていてくれる。
ぼくの姿を見つければまたサット軽やかに登っていく。
花立山荘に着いた時には、学生たちは先生頑張って!
っと声を掛けてくれて、学生たちは出ていく。
っと声を掛けてくれて、学生たちは出ていく。
ぼくは山荘の中に入ろうっと思ったが閉まっている。
雨が降ってきたので、ベンチに座って雨具を出して着て、傘を差す。
後から登ってきた登山者が休み台に腰を下ろし、傘を差して食事をとり始める。
濡れた下着を着ているため、寒くなる。
ランニング姿のトレイルランをしている人が登ってきたので、
彼に「ぼくは花立山荘で待っている」と学生たちへの言付けをする。
若者3人が大きなザックを背負って登ってきて、すぐザックを下し、中から水の入った大きなペットボトルを次々に取り出す。大きなボトルに入ったオレンジジュース?を美味しそうに飲んでいる。
大きな荷物を背負って登ってきた女性と雨なか立ち話しをしていたが、女性はそのまま登っていく。
ますます、雨脚が強くなり、酷く寒く感じてきたので、お昼を食べることにする。
食べ終わってもまだ寒いので、立ち上がって歩く。
あのトレイルランの人が走り下りてきて、学生たちに言付けしたことをぼくに話して走り下りていく。
ぼくも3、40年前まではバカみたく走っていて、山も駆け登ったり、駆け下りたりしたのだ。
脚が休んだせいか軽く感じるし、雨が止んだので登ることにする。
金冷やしの道標着だ。鍋割方面から登山者がやってきた。
ここから、登山道沿いのイチゴを食べながら歩く。
学生たちが下りてくる。ぼくは「ここまで来たから山頂まで云ってくる!」と学生たちを見送る。
塔ノ岳の山頂では、花立茶屋のところで出会った女性が三脚をしつらえて雲海の動きの写真を撮っていた。山岳写真家なのだ。他に若者二人の登山者がいた。
ぼくは、セルフで自分の写真を撮り、下る。
雲間から光が射していた。
階段の登山道がイヤだ!延々と続く。もう、膝が使い物にならなくなるのでは?っと思う。痛い!
駒止茶屋も閉まっている。
ストックにつかまるように歩く。多くのの登山者に先に行ってもらう。
トレイルランの男性が登ってくる。走るのが楽しいのだ!
ぼくよりも一回り以上も年上の単独行の男性が登ってくる。
見晴茶屋の近くのベンチに座って、小さな大学ノートに記録しているようだ。懐かしい感じがする。ぼくが山行記録を付けなくなったのはデジカメを持つようになってからかな?
「塔ノ岳に野良猫がいましたか?」っと聞いてくる。昨年暮れ辺りからいるようだ。
さらに、ランニングシャツに短パンの老齢の男性が大きな荷物を背負っ一人でゼイゼイ息を吐きながら登ってくる。
もう、16時を過ぎている時間なので、山荘の主人なのかもしれない。
ようやく携帯のアンテナが立つところにきたので、アシスタントのY.Matsushima君に「学生たちはバスに乗せて!」とメールする。
大倉のバス停に着いたら、女子学生一人を含む4人が待っていた。
5分前のバスで学生たちは帰ったとのこと。ぼくは2時間半くらい遅れて着いたを思ったが、1時間遅れのようだった。
0 件のコメント:
コメントを投稿