3月21日にY.Matushima君とY.Hasegawa君と鍋嵐に行った帰路、拾ったヒミズの皮を剥いで、内臓を取り出してジャム瓶に容れ水を浸して置いていた。
昨日、瓶を持ち上げて少し揺するとと肉が浮遊していた。
もう十分分解しているので、流水で洗って、骨を全て取り出した。
Fig.1 登山道で見つけたヒミズ。
Fig.2 計測しようとしたら、左下腹部から腸がでている。
下は骨を洗って乾いたので、並べた。赤線で囲ったAの部分は骨盤と尾椎と大腿骨だ。
左大腿骨が中程で折れているのが分る。
つまり、拾ったときに左下腹部から腸が出ていたが、左大腿骨まで折れていたのだ。
テンなどの食肉目の動物に噛まれたが異臭を発したので捨てられたのだ。
Fig.3 ヒミズの骨格の各部分
A:仙骨と尾骨と後肢骨、B:肩甲骨と前肢骨、C:頭蓋骨と歯、赤い点は爪
D:脊椎と肋骨、赤で囲った骨は頚椎、E:頸椎
ヒミズの骨格の各部分で、後肢骨や前肢骨の各骨や頭蓋骨はの各部分は不明な箇所はないが、
Dの脊椎の胸椎、腰椎の区別ができない。頸椎は他の哺乳類の頸椎同様に一対の横突孔があるので、見分けがつき、さらに環椎(第一頸椎)や軸椎(第二頸椎)もぼくらヒトやイヌやシカと変わらないので判る。が、胸椎や腰椎が判然としない。こう、ばらばらだと尚更判らない。
さらに、肋骨の並びかたも判らない。
今度死体を見つけたらなら、剝皮、徐肉し内臓を取り去ったら、脊椎を頸椎・胸椎・腰椎の三つの部分に分けてから水に浸けて腐らせたい。
今日は、新学期2回目の授業だった。2コマだけの授業だったが、くたばって帰宅だ。
お久しぶりです。
返信削除脊椎の順番は小型種になると、見分けに苦労します・・・
自分は椎孔に糸を通して腐らせていますが、ヒミズだと孔が小さくて
難儀しそうですね。
ゆーゆーさん
返信削除久しぶり!元気のことと思う。
シカやタヌキなどの胸椎と腰椎の棘突起と横突起ののあきらかな違い・差がヒミズでは虫眼鏡の世界だネ!