先週金曜日18日の丹沢実習で、見つけたテン糞10個は、ほぼ全てマメガキの食べたものであった。2個だけサルナシの種子が少数混じっていた。
10:59、テン糞①
マメガキ種子・果肉・果皮
11:01、テン糞②マメガキ種子・果肉・果皮、サルナシ種子
13:00、テン糞③
マメガキ種子・果肉・果皮
13:03、テン糞④
マメガキ種子・果肉・果皮
13:07、テン⑤
マメガキ種子・果肉・果皮
13:13、テン⑥
マメガキ種子・果肉・果皮
13:14、テン⑦
マメガキ種子・果肉・果皮、サルナシ種子
14:44、テン⑧
マメガキ種子・果肉・果皮
15:28、テン⑨
マメガキ種子・果肉・果皮
15:29、テン⑩マメガキ種子・果肉・果皮
以上のように、全10個のテン糞がマメガキの種子、果肉と果皮が含まれ、2個にサルナシの種子が5,6個と少し入っていた。そんあサルナシの種子が入っている糞槐もほとんどマメガキの種子と果肉・果皮よりなっていた。
下のルート図は、テン糞①~⑩を見つけた場所を示しているが、御殿森ノ頭付近の2個、湖岸沿いの③~⑦の5個、さらに堤川林道で1個、湖岸道路で⑨、⑩の2個いずれもマメガキだけを食べたような糞をしていた。僅かに、②と⑦で見つけた糞にサルナシの種子が少数個入っていた。
①~⑥はタヌキ糞があった場所である。タヌキ糞⑥にシカの毛が多数混じっていた。
シカの死骸が堤川かハタチガ沢の上流部に転がっているのかもしれない。
このルートでマメガキが生っているのを見たのは堤川林道沿いだけであった。
今年も、あと10日だが、そんなに寒いとは感じない。
野生動物たちは、雪も積もらない剥き出しの林床で秋と同じような食物を求めることになる。
ネズミやノウサギの個体数が減少していると思われるので、テンたちは今年も厳しい冬を迎えるのだ。
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