2015年12月6日日曜日

骨の話し  The lecture of skeleon.

今日は専門学校で来年入学予定の高校生に対し骨格の話しをした。
専門学校で骨だけについて話したのは今日が初めてであった。前以って知らされていたのは、フライドチキンの各パーツを学生たちに食べてもらいそれはどこの何という骨か考えてもらうというものであった。
そのため、ぼくは駅近くのケンタッキーに行ってフライドチキンの各部分を買ってきて、食べたのだが、ぼくはワンピースだけでもうイヤになり、連れ合いや娘にお願いしたが、彼女らもワンピースでギブアップした。残りは、肉を取り除いて骨を取り出したものの、まるまる一本の綺麗な脛骨が出てくる訳ではなかった。とくに、胸部や臀部の部分は、綺麗な形で出てくることはなかった。
そんな訳で、どうなることやらと思いながら、take隊員から2012年5月にもらったホオジロを骨にしたのが、ぼくが持っている唯一のトリの全身骨格標本なので、それをこの10日あまり毎日のように眺めまわした。

鳥類と哺乳類などの骨格の比較のために、サルやキツネ、シカやノウサギなどの骨も頭骨と共に持っていった。

12時過ぎにぼくが葛西の専門学校に着くと、高校生たちはお昼にフライドチキンを食べて、骨を残していた。
上腕骨と橈骨、尺骨と中手骨、指骨の部分を食べた女子、右の胸肉の部分を食べた男子など皆それぞれ異なった部分を食べていた。
まず、ニワトリのイラストを見て哺乳類との違いを話す。

学校側で、プラスチックケースに容れたイヌの骨格標本が置かれてあった。ぼくは早速携帯で写真を撮らせてもらう。どうも、この標本になった個体は実験動物用のビーグルだ!
ぼくは、頭骨は綺麗に並べていつでも取り出して見れるよういに廊下の棚に置いている。しかし、骨格を形作っている骨は、ロッカーの菓子箱の中などに山と積まれている。今回、あらためてこれではダメだ。頭骨のようにいつでもすぐ取り出して見られるようにしなければ意味がない。どうにかして、整理整頓してみようと思った。しかし、上の写真のように骨格を組み立てたら納まらない。ばらばらの各部の骨で良いから、もう、読まなくなった本を片付けて本棚に取り出しやすく、分かりよいように並べたい。それにはどうしたら良いだろうか?
頭骨なら、見てすぐ解かる。肩甲骨、大腿骨、仙骨、腓骨などをどうやってタヌキだキツネだと並べられるだろうか。博物館ではどのような整理をしているのだろうか?やはり、動物の種ごとだろうが、部位ごとに並べたら分かりやすいし、整理しやすいかな?などと考えている。

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