昨日教え子のMariko さんからもらったマウスをアップした。その歯を見た。
左の個体の下の臼歯が見える。
咬合面にたくさんの尖りがある。
マウスはハツカネズミだ。
飼育下のマウスは野生ハツカネズミと比べて柔らかい物を食べている。
その為、咬合面の摩耗は少ないだろう。
このマウスの咬合面は摩耗していないと考えられる。
それともマウスの下顎の臼歯は、野生のハツカネズミでもこうなのだろうか?
アップしたテン糞④から出てきたネズミの臼歯はほとんど摩耗していない。
take隊員のコメントがあったようにアカネズミであるとしたら幼体であることは確実だ。
しかし、アカネズミは厳冬期の1、2月にも出産するのだろうか?
ハツカネズミ(マウス)の臼歯は野生状態でも上の写真のように尖っているのだろうか?
何だかまた判らなくなってきた。
まてまて、Marikoさんからはラットも2個体もらっている。
臼歯をみた。ドブネズミ(中国のキンシコウの調査地のもの)より尖ってはいるものの、
マウスのように尖ってはいない。
とすると、臼歯の咬合面が尖っているのは、マウス(ハツカネズミ)の特徴かもしれない。
でも、テン糞④を見つけた場所は山の中だ。そんなところにハツカネズミがいないだろう。
やはり、カヤネズミやヒメネズミの歯を見たいものだ。
子供の頃は、家の中にドブネズミとハツカネズミがいた。
ドブネズミは天井裏をバタバタ走り回り、屋外に生ゴミを捨てるゴミ箱があったので、
屋外でもドブネズミは見つけた。
ドブネズミはネズミ取りにかかったらそのまま水に沈めて殺した。
ハツカネズミは何故か茶箪笥の中で見つけた。
ハツカネズミは可愛いので飼ったものだ。
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