デンドロの仲間のD.gingianumの香りが漂っている。
これは2センチ四方の小さな花だが、香りは甘く強い。
デンドロビューム属は日本にセッコクがあることからわかるように、アジア・インド・
オーストラリアに分布している。
カトレアやオンシジュームは北米・中米・南米だけに分布している。
このキンギアナムはオーストラリアが生まれ故郷だ。
ラン類の種子は芥子粒よりもまだ小さく、まるで粉のようなものだ。
その種子だけでは栄養分をもつ部分がないでの発芽しても死んでしまうので、
ラン菌の助けをかりて発芽成長していく。このラン菌とはある決まった菌ではなく、多種類の担子菌であることがわかっている。
今日は、冷たい雨が朝から降り続いている。
庭のフウランやフウランの鉢に着けたカヤランも寒そうだ。
キンギアナムはセッコクのように寒さに強いので、冬の屋外でも大丈夫かもしれない。
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