2014年1月28日火曜日

広沢寺温泉駐車場・山神隧道・見晴台B間のテンやタヌキの糞  The scats of marten and racoondog between the parking area and the Miharashidai B

1月24日の広沢寺温泉・山神隧道・見晴台Bを歩いた時に見つけた
テンとタヌキの糞内容物。
A10:36
マメガキ種子1個、サルナシ種子27個 
この小さなチャック付きビニール袋にウンチと時刻を書いたメモ用紙を容れる。
もちろn容れる前にデジカメで写真を撮る。
デジカメの素晴らしさは、撮った時の日時が記録されていることだ。
 B10:56
マメガキ種子8個、ケンポナシ種子1個 
C11:01
サルナシ種子多数、バッタ脚、翅、ムカデ脚、節足動物外骨格多数
 D11:11タヌキ
マメガキ種子11個、双翅目膜翅目甲虫類
E13:07
マメガキ種子4個+α(半分や1/3に齧られて割られているもの多数) 
これまで、マメガキの種子が糞内容物に混じっていても齧られて割られていることはなかった。
これは、かなり果実食に特化した食肉目だと判断した。
先日アップした足跡をYabeさんがハクビシンのものだと判断したのだが、
この糞はテンのもののようだが、10円玉の左に別の糞塊が見える。
ハクビシンは一カ所に何度もタメ糞のようにするので、
糞の内容物の状態とタメ糞からハクビシンのものとした。
 
F13:12
双翅目や膜翅目の翅と脚多数 
 G13:37
この糞は山神隧道からの舗装された道路上の沢側路肩で見つけた。
マメガキ種子12個果肉付き果皮
 7つの糞うち5個にマメガキの種子が混じっている。
山神隧道と見晴台Bの辺りにはマメガキの木が多いのであろう。
4つの糞が果実の種子からなり、2個の糞が節足動物の外骨格が種子とともに含まれ、
テンFの糞だけが節足動物だけの内容物であった。
 このように食肉目の動物なのに厳冬期に関わらずほとんど脊椎動物を食べていないのは、
丹沢全域が下草がないため小型脊椎動物も生活しづらくて数が少ないことによるのだろうか?
それとも、これが食肉目の普通の食性なのだろうか?


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