昨日は夕方から雨の予報だったので、お昼頃までなら大丈夫だろうと思い。
もう一度早戸川に行ってきた。
伝道で上流方面の山を見ると早くもガスに覆われている。
取り敢えず行けるところまで行き、ポツリとでも雨粒が落ちてきたら戻ろう。
通常のルートを登り、途中から造林小屋にでるショートカットの道を登る。
ん?ガマの口だ!とすぐ思った。
手に取ってみた。ガマだ!猛禽にヤラレタ?
ガマだ!
ナンテことだ。昨日は、カエルを含む両生類の骨が欲しい、歯が見たいと思っていたのだ。
神は望む物を与えてくれた、、、、と妙に信心深い気持ちになった。
が、歯を確かめようとしたがよく判らない。
帰宅してからルーペでみた。小さく短く鋭くない歯が並んでいる?
しかし、一つ明確ではない。
急斜面を登る途中で、たぶんこのガマの腰椎と思われる8個連なった脊椎骨を拾う。
造林小屋に出る。
ここから12、3分で早戸川に丸木橋が掛かっているところだ。
雨粒はまだ落ちてこない。しかし、雷がゴロゴロとなっている。
丸太橋で、一服し、顔を洗い、水を飲む。
上流はかなり暗くなってきた。ときどき稲光が光る。
下流を見て、戻ろうと決心する。青空がまったくない。
勇気ある撤退だ!と自分に言い聞かせる。
ゴロゴロが鳴り響く。
帰路、雨粒がまだ落ちてこないので、造林小屋の中の様子を探ってみた。
入口、とは言っても戸が無い。以前はあったが燃やされたか朽ちたのだ。
庭箒が2本とノコギリが壁に掛けてあり、剣先スコップがあった。
土間には囲炉裏?を囲んで長椅子が一つあり、もう一つはブロックと板で椅子が作られていた。
囲炉裏で焚き火をするとしたら、小さな小さな焚き火だ。
窓や戸が無く、裏の壁板も剥がれて開いており、冬は相当寒いだろう。
入口がある隣の部屋に入ってみた。
ここは、造林小屋として使われていた時は、寝室だったのだろう。
板の間になっていて、まだ使える。
否、現在使っている人が一人いるようだ。
銀マットがたためられており、懐中電灯、ラジオ、その他があった。
思わず、辺りを見回したが、、、、。
ここをベースキャンプとして利用しているのだろう。
土曜日の夕方に来て一泊し、日曜日の朝に丹沢山や蛭ヶ岳を登り、午後3時には魚止め橋に戻ってこれる。あるいは、タクシーで魚止め橋まで送ってもらい、一泊し、翌日、蛭ヶ岳、丹沢山、塔ノ岳と表尾根を下りていくことができる。
ヘヤーピンカーブの所に車を置いていたが、車まで全く雨が落ちてこない。
歩き足りないので土山峠で湖岸林道を歩いてみることにする。
イタチ糞を1個みつける。あとは、以前のサル糞とカモシカ糞だ。
そうこうする内に雨粒が落ちてきた。車に戻った途端、雨だ。
良かった。雨が降って、植物も動物も大喜びだろう。
なによりも宮ケ瀬湖の水位が上がるだろう。
こんなに低くなって底が見えていたのだ。
ガマには歯が無いことが分かった。
返信削除2014年7月3日