2013年8月24日土曜日

ガマの頭骨と造林小屋 The skull of toad and the forestry hut.

昨日は夕方から雨の予報だったので、お昼頃までなら大丈夫だろうと思い。
もう一度早戸川に行ってきた。
伝道で上流方面の山を見ると早くもガスに覆われている。
取り敢えず行けるところまで行き、ポツリとでも雨粒が落ちてきたら戻ろう。
通常のルートを登り、途中から造林小屋にでるショートカットの道を登る。
ん?ガマの口だ!とすぐ思った。
手に取ってみた。ガマだ!猛禽にヤラレタ?
ガマだ!
ナンテことだ。昨日は、カエルを含む両生類の骨が欲しい、歯が見たいと思っていたのだ。
神は望む物を与えてくれた、、、、と妙に信心深い気持ちになった。
が、歯を確かめようとしたがよく判らない。
帰宅してからルーペでみた。小さく短く鋭くない歯が並んでいる?
しかし、一つ明確ではない。
急斜面を登る途中で、たぶんこのガマの腰椎と思われる8個連なった脊椎骨を拾う。
造林小屋に出る。
ここから12、3分で早戸川に丸木橋が掛かっているところだ。
雨粒はまだ落ちてこない。しかし、雷がゴロゴロとなっている。
丸太橋で、一服し、顔を洗い、水を飲む。
上流はかなり暗くなってきた。ときどき稲光が光る。
下流を見て、戻ろうと決心する。青空がまったくない。
勇気ある撤退だ!と自分に言い聞かせる。
ゴロゴロが鳴り響く。
帰路、雨粒がまだ落ちてこないので、造林小屋の中の様子を探ってみた。
入口、とは言っても戸が無い。以前はあったが燃やされたか朽ちたのだ。
庭箒が2本とノコギリが壁に掛けてあり、剣先スコップがあった。
土間には囲炉裏?を囲んで長椅子が一つあり、もう一つはブロックと板で椅子が作られていた。
囲炉裏で焚き火をするとしたら、小さな小さな焚き火だ。
窓や戸が無く、裏の壁板も剥がれて開いており、冬は相当寒いだろう。
入口がある隣の部屋に入ってみた。
ここは、造林小屋として使われていた時は、寝室だったのだろう。
板の間になっていて、まだ使える。
否、現在使っている人が一人いるようだ。
銀マットがたためられており、懐中電灯、ラジオ、その他があった。
思わず、辺りを見回したが、、、、。
ここをベースキャンプとして利用しているのだろう。
土曜日の夕方に来て一泊し、日曜日の朝に丹沢山や蛭ヶ岳を登り、午後3時には魚止め橋に戻ってこれる。あるいは、タクシーで魚止め橋まで送ってもらい、一泊し、翌日、蛭ヶ岳、丹沢山、塔ノ岳と表尾根を下りていくことができる。
 
ヘヤーピンカーブの所に車を置いていたが、車まで全く雨が落ちてこない。
歩き足りないので土山峠で湖岸林道を歩いてみることにする。
イタチ糞を1個みつける。あとは、以前のサル糞とカモシカ糞だ。
そうこうする内に雨粒が落ちてきた。車に戻った途端、雨だ。
良かった。雨が降って、植物も動物も大喜びだろう。
なによりも宮ケ瀬湖の水位が上がるだろう。
こんなに低くなって底が見えていたのだ。

1 件のコメント:

  1. ガマには歯が無いことが分かった。
    2014年7月3日

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