2013年6月4日火曜日

テン糞の内容物  The contents of marten's scats.


5月31日金曜日の宮ケ瀬から金沢林道の往復で見つけた糞である。

 9時31分、テン糞①
長さ18ミリの植物繊維と1ミリ前後の植物質、さらに草本の茎(ハルジョオンの茎?、長さ4ミリ)が残った。大半が0.5ミリメッシュの網目から流れた。
 15時42分、テン糞②
甲虫の外骨格多数、ムカデ1匹分の外骨格と脚

 
テン糞①はハルジョオンの花食いをしたのかな?ハルジョオンを気にして見たことがないが、注意しなければいけない。テン糞②は土壌動物と云われる節足動物食いである。
 
テンたちはまだキイチゴやヤマグワ食いになってはいない。湖岸林道沿いのモミジイチゴやニガイチゴはまだ熟していないのがかなりあったが、クサイチゴは見つけた一株は大きな熟した実をつけていた。クワはまだまだ大半がピンク色から赤で、黒熟しているのは少なかった。
今週辺りからこれらの果実食になるだろう。、

2 件のコメント:

  1. 丹沢のテンはいまだに貧しい食事をしているようですね。

    しかし、先日のヤマドリのような豪華内容物や沢ガニやカエルなどあまり出てきませんね。
    不思議です。

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  2. 丹沢は林床に下草が生えなくなってもう何年も経ちます。
    下草が無くなったことで、サワガニやカエル、ネズミ類などの動物層が湯河原のようなところに比べると貧弱になっていると考えております。
    そういう意味で、湯河原と比較調査研究してみたいですね。

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