2013年5月18日土曜日

眠たいカモシカ! A sleepy serrow!


腰を下ろして、ザックを開け、一脚を取りだしカメラをつける。
100-300ミリのズームの望遠で撮ったものだ。
手前の枝にピンが合うので、オートからマニュアルにして調節してピントを合わす。

彼?彼女?はぼくの行動をじっと見守っている。距離は15メートルくらいか?
このまま動画に切り替えて、立ち上がってヤツに向かっていくとどうなるだろう。
 しばらく、ヤツを観察することにする。白っぽい外毛が抜け落ちて、黒っぽい毛が見てきている。
まるで、老人のカモシカのようだ。良くみると、立派な角だ。大きな耳をこちらに向けているのはぼくの出す音にも集中していることがわかる。左耳(向かって右の耳)の先の方が膨らんでいる。
カモシカダニでも食い込んでいるのかな?
眼窩腺がそんなに膨らんではいない。発情季も過ぎてしまったからナワバリを主張する匂い付けをするための必要が薄れている時季なのかな?
 すこし、顔を動かしてくれた。なんだか、ヤツは眠いようだ。
それなら、ぼくは静かに退散しよう。
杉の樹皮を剥くのはどういうことだろう。剥された幹に歯型が付いているが、
樹液でも舐めたのか?
しかし、カモシカがこんな樹皮剥しをすると、シカのように嫌われてしまう。

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