2013年3月14日木曜日

フキノトウとヤリイカ

嬉しい、小雨が降っている。これで花粉は飛ばなくなる。
昨日は、ナツツバキの木の枝にぶら下げているフウランやカヤランに水を掛けたのだ。

3日前はフキノトウをもらい、一昨日はヤリイカをもらった。
フキノトウは、連れ合いの友人夫婦が持っている富士山麓にある別荘の庭に、
大量のフキノトウが出ていたのを採ってきたというのだ。
写真に撮ったのは、もらった半分だから、どれだけ多くのフキノトウが出ていたのか!
この三分の一を酢味噌和えにし、残りをフキミソにした。
もちろん、春の酒の肴として大いに楽しんだ。
昨夕も酢味噌和えを作り、天麩羅も楽しんだ。苦味が大好きだ。旨い!
 
さらに、一昨日は専門学校の教え子であり、今は友人でもあるYabeさんから
お父さんが釣ったというヤリイカをもらった。
早速、台所に立って、サバキ始めた。この6杯とも卵を持っていた。
イカやタコは軟体動物だからナメクジやアサリと同じ雌雄同体だ。だから、一匹が発情季になって卵巣を発達させたら、他個体も同様なのだ。
 
卵をタッパーに空けて、塩を振り、掻き混ぜて塩辛にしてみた。
ゲソは全て、目を取り腸と共に甘醤油で煮た。
耳や身は、皮を剥く。一匹づつラップで包んで冷凍庫だ。冷凍庫から出して切って刺身で食べた。
まだ、まだ残っているので、お酒の楽しみが続く。
卵の塩辛、なんとも表現しづらい味だ。透明だった卵が灰白色になった。やはり、ぬるぬるする。
連れ合いはこの塩辛を食べてくれない。だから、昨夜も一人で楽しんだ。
 
イカの胴体を裂いて、卵を取り出したとき、卵は粘度が強く、包丁や手、まな板にふっつき水洗いしてもなかなか落ちない。ヤリイカは海藻や岩礁に卵を産み、その卵は海藻などにへばり付くのだろう。海の流れがどんなに強くでもイカの卵は産んだろところに孵化するまでへばりついていることができると思った。そのくらい卵の粘りが強い。水で洗っても粘度が強いのだから困る。
っと、アイデアが閃いた。この粘りを研究して、水の中でも接着できるボンドを開発したら如何だろうか?もっともぼくが考えるくらいだからすでに考えられていることだろう。

2 件のコメント:

  1. 隊長、イカは雌雄同体ではないですよ〜。
    ヤリイカの場合、メスは20〜30センチでオスは30〜40センチほどと大きく違います。

    オスの大きいのは40センチを超えるのもあり、このぐらいをパラソルと呼びます。

    ちなみにスルメはメスの方が大きいですがヤリみたいに差がないので見分けられないかも。

    接着剤のアイディア、いいですね。

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  2. エ!そうですか?
    take隊員にはいつも教わることばっかりだ!

    オスの方が30-40センチを大きいこと納得です。
    実は越後湯沢のスーパーで一杯が500円ちょっとするヤリイカを刺身用に買ったんです。40センチくらいあるデカイものでした。

    これには、卵は入っていないので、日本海のヤリイカの発情の季節は寒いだけに少し遅れるのかな?っと考えておりました。

    しかし、ヤリイカのはらわたはスルメイカにくらべると無いのと一緒ですね。これは今の時季だからなのかな?また、足は短く、口(トンビ)はイカの半分くらいに小さい。しかし、耳は大きい。

    ヤリイカは皮を剥くのが楽ですね。

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