12月15日の梅の木尾根の稜線上の道の南側に古いシカ柵があった。
その有刺鉄線にイノシシ毛がついているのを、Kishi君が見つけた。
彼は、このような小さなものでもすぐ気がつく良い目を持っている。
この50センチくらいの間を跳び抜ける時に背中の毛が絡まってしまうのだろう。
一回ではなくて何度もをくぐり抜けているために、このようにたくさん引っ掛かったのだろうか?
それとも一回だけでこのようにたくさんの毛が抜けてしまったのだろうか?
ぼくは、今、あらためてこの写真を見ながら、恐らく何頭かの個体が何度もくぐり抜けようとした時に引っ掛かってしまったのだろうと考えている。
恐らく、背中にこの有刺で怪我をして血を滲ませたヤツもいただろう。
スギの植林をシカの食害から守るためのシカ柵だが、他の野生動物たちはシカのために
ずいぶん行動域が制約され、怪我までしているのだ。
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