2012年6月4日月曜日

テン糞の内容物のムカデ A centiped of the contents of marten scats.

テンがムカデを食べて、糞として排出されたものを、水に丸1日浸けてから洗った。
6月1日、13:00のテン糞の内容物としてのムカデたち
これらのムカデだけで他は何もない。

昨日、サルなどの頭骨も持ってじゃおクラブで話したのだが、
「気味悪い」、「ぼくの目の前の机に置かないで!」、「夜、夢に見そう!」と
多くの立派なシニアの男たちが頭骨を敬遠し、
ぼくを奇妙な性癖を持った人と捉えたようだ。

山で、植物の人たちと糞を拾う時も、変な趣味をもつ男と思われているのかな
と感じる時がある。
可愛いテンは下の写真のムカデを当たり前のように食べている。
ぼくらもナマコやタコやイカを美味しくいただく。
我が家の娘は小さい頃、庭のダンゴムシやミミズは手の乗せて遊んでいた。
それが今では見ただけで「キャー」だ。
いつの間にか、世間一般の女子のように虫たちを毛嫌いするようになった。

サルもチンパンジーも虫を見ればすぐに摘まんで口に運ぶ。ヒトもそうであったのに、ぼくらは不快害虫とまで名付けてムカデやゲジゲジを毛嫌いする。
ムカデやゲジゲジがいてこそ綺麗なノイバラもバイカウツギも花を咲かせるのだ。
自然を追い払うような感性に、この頃腹が立つ。
キノコもウジも、ウンチもヒルも大事な自然の成り立ちの一つなんだ。
綺麗な花、可愛いペットだけあがめる自然好きには反省してもらいたい。

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