2011年11月2日水曜日

秋の糞、糞、糞!

先週28日(金)高取山・仏果山・土山峠の続き
尾根歩きで見つけた食肉目の動物たちの秋の糞です。
これはハクビシンでヤマボウシとウラジロノキ、他を食べたようです。
これもハクビシンの糞で、ウラジロノキとマメガキ、他を食べたようですね。 
これはアナグマの糞で、ミズキの実、他を食べたようです。
ハクビシンがウラジロノキの果実を食べたようです。 
これは、テン糞ですが、何の果実を食べたものでしょう?
(ごめん!イタチ糞と書いてました)
これもテン糞でサルナシを食べたものです。
(これもイタチ糞と書いてました!このところ、頭の中では〇〇と書いたつもりでも実際には△△と書いてしまうことがあり、頭が急速に劣化しています。お気づきのことがあればご指摘下さい。) 
ウラジロノキの実が林床にもたくさん落ちているので、
サルのように目が良いわけではない、ハクビシンやイタチ科のイタチ、テン、アナグマにとっては地面に鼻先をこするようにして匂いを嗅ぎながら落ちている果実を探しているのだろう。
木にに登るよりもその方が見つけやすい?

この頃、ちょっと気になるところが、クマを含む日本に生息する食肉目の動物たちの視覚と嗅覚である。
クマが、アオハダの赤い実を大量に食べるには木に登って食べているはずだが、アオハダの赤い実を嗅覚で感知して木に登り食べているのだろうか?それともアオハダの木そのものが果実が赤くなると特別の匂いを発しているのだろうか?
同じように、ハクビシンやテン、イタチはどうやって、ウラジロノキの実やサルナシの実を察知しているのだろうか?
アナグマは、地面に鼻をすりつけながら歩いているので、嗅覚だけで食物を感知していると考えている。果実を食べる他の食肉目の動物は果実を探索するレーダーはどんなものなのだろう?
とっくにもう判っていることかもしれないが、ぼくには知識がない。

5 件のコメント:

  1. アナグマの糞、ずいぶん深い穴の中にあるように見えますね。

    先日見つけたアナグマらしき糞は土が、一杯入っていましたが、土壌動物の外骨格は全然見えませんでした。形のあるのはヤマボウシばかりでしたが、ミミズを食べると消化されて、形は残らないのですか?

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  2. 野良こねこさんへ
    ミミズのようは柔らかそうな外皮も消化されないで残ります。切れ切れに残るのではなく5ミリ以上の長さでつながっております。

    何か、金属光沢のようなものがあればたいてい土壌動物の足や、頭や胸部や羽です。

    まったく見えないということは食べていなかったのですね。

    アップしたものはまだ水洗いしてません。金曜日にやることになってます。
    その時は結果をお伝えします。

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  3. 野良こねこさんへ
    もう少し深い穴に、数頭のアナグマの家族がしたのではないか思うような糞塊もあり、その量の多さから学生が一度クマ糞と間違っております。

    また、穴をほとんど掘らないでする場合もあります。

    アナグマ糞の見た目は、泥の塊のように艶々した真っ黒ですね。
    タヌキ糞も真っ黒の場合があるが、柔らかい黒土で固めたような艶々感がありませんね。

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  4. 白銀山で私が見た糞は、タヌキ糞ですか?
    時間がたって黒い艶が薄れたのかしらと思っていました。
    付近にはアナグマの彫った痕跡が続いていましたので、てっきりアナグマかと。

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  5. 野良こねこさんへ
    こねこさんが10月30日にアップした、糞は、タヌキのタメ糞ではないかと疑ってます。それは、あまりにも固そうだからです。さらに、形がなくなった古い糞が写っておりますよ。

    同じ場所にいくことができるなら、是非、この糞の場所をもう一度、訪れてください。タヌキのタメ糞なら、糞があった50センチ四方くらいの範囲にさらに糞があることになります。

    アップした糞の内容物はヤマボウシの果皮と種子、さらに「サルナシの果皮と種子」も判読できますよ。

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