9月29日のGPSの軌跡である。
今回の台風の風の強さを物語るように木々が折れ、根こそぎ倒れていた。
ハタチガ沢沿いの経路もずたずたであった。
堤川林道上のポイントは動物の糞の写真を撮った場所である。
終点近くがクマ糞のポイントである。
ハタチガ沢林道からの登りはストックをつきながらの登りだが、
最後は、ストックをザックに固定して、両手を使って三点確保で登る。
それにしても、林床には下草が皆無に近い。
これで、下草が繁茂していたら藪漕ぎで大変だろう。
これだけ下草が無ければ、シカやカモシカばかりでなく、ノウサギは餓死しかないだろう。
他のネズミ類を含む他の動物たちにも東丹沢は棲みづらいだろう。
しかし、やはり歩いて気になるのは、シカの食害だけでこれほど下草が生えなくなるものか?
酸性雨を含めた大気汚染は全く関係ないのだろうか?
マツカゼソウやレモンエゴマはシカに食べられないために出ているのか?
大気汚染に強い植物ではないのか?
山歩きは、藪漕ぎも大変だが楽しい発見がある。
ササなどの下草を何としても回復させたいものだ。
今日はこれから京都ですごく世話になった西田利貞さんのお別れ会、
日帰りしなければならないのが辛い。
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