2011年9月1日木曜日

早くもサルナシを食べているぅ~!

先日、早戸川沿いを遡上した時に、テン糞を2箇所で見つけた。
そのうち一週間くらいしか経っていないと思われるモノを写真に撮り、
採集してきた。
撮った写真は全てダメであった。水没したためと思われる。
カメラやレンズ内にも水滴があるので、乾くまでスイッチ・オンしていない。
下のものは拾ってきたモノを水に浸けている状態である。
サルナシを食べたものだ。果皮が2、3個分ある。
種子が散らばっているが、大変は果皮と果肉にくるまれている。

サルも早稲食いであるが、テンもそうだったんだ。
サルは、サルナシもクワの実もカキやキカラスウリの実も硬い内に食べる。
夏場は、真冬に次いでサルたちにとっては食物が少ない時季だが、
テンも未熟の硬いサルナシの実などを食べてるんだ!
肉食動物であっても動物食にありつけるのは非常に少ないということだろう。
パンダやクマの例からしても、トラやライオンのような肉食は
非常に珍しいのかもしれない。

3 件のコメント:

  1. 丹沢は今時点でも下草や雑草などが少ないのですか?

    こちらは草原もあるし、昆虫がいくらでも見られます。テン糞を見かけないのですがたぶんハクビシンのように昆虫を食べていると想像されます。

    まだ硬いサルナシより昆虫の方が栄養もあると思うのだけど、食べ物がないと何でも食いますね。
    冬のテン糞にサルトリイバラの種がたくさん入っているのを見たときはかわいそうに思いました。
    カサカサに乾いたのに、栄養などなさそうに思えたけど・・・。

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  2. take隊員へ
    そうですね。春や夏になっても林床には下草が少ないです。

    昨年あった、ビランジの大株が消えてしまったのは、シカに食べられてしまったのでは?とも思いました。

    下草が生えているような湯河原のテンは、しっかり昆虫を食べているかな?

    昆虫でも土壌動物といわれるゲジゲジやミミズや糞虫類は、嗅覚と触覚で探し当てられますよね。
    しかし、花に集まる、チョウ、カナブンなどの仲間やカミキリの仲間などは、音がすると逃げてしまうので、上手に探し当てられるでしょうか?
    サルだと、セミやカブトムシでも目で見つけて手で捕まえられるが、テンやタヌキたちは目が悪いから無理ですね。

    そうなると、日本に生息の陸生食肉目で、どの程度、カエルやネズミなどの素早い小脊椎動物を食べているか疑問に思っております。

    冬のテン糞の中身はキブシの種子でしたね。

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  3. テンやイタチなどは中型の食肉目は、エサを獲るのが待ち伏せ型で、サルやクマなどとはだいぶ違うように思います。

    先日も林道を歩いていたらヤマアカガエルの大物が足下から跳ね、撮影しましたが、カエルのいそうな場所でじっと1時間でも2時間でもじっと待っていれば、ピョンと跳ねて移動することが必ずあるでしょう。

    ネコの狩りもそうですが、一度動くものを見つけたら、まず見逃しません。見失っても次に動くまでいつまでも待ちます、

    こんなのおはタヌキには無理そうですが、テンならできると思うのに、今頃サルナシだものな〜。

    やはりシカの影響がすべてに出てますね。

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