2011年5月7日土曜日

初夏の丹沢実習

昨日は、専門学校の丹沢実習だった。
三班に分かれて高畑山を目差した。
1)宮ヶ瀬の丹沢登山口から、2)清川村「平成の森」の碑から尾根歩き、御殿森ノ頭経由で、3)長者屋敷キャンプ場から尾根歩きで、
ぼくらは、3)であった。トランシバーの交信を30分おきに行い、皆、無事に高畑山山頂で合流。
ぼくらの3)コースではクマ?が尾根を横切るのを見る。
2)コースで新しいクマ糞を拾ってきた。
高畑山からのGPSの軌跡である。
同じコースを戻りたくないという女子の声で、653ピークから尾根を下る。
学生実習では2度目の6年ぶりのコースである。
3)コースにあったクマが木から下りてきた爪跡:この跡(昨年のもの?)を見つけるまえにクマ?と思われる動物が尾根を横切った。 
653ピークで、下りる前の元気な学生たち! 
宮ヶ瀬金沢林道に下りた。
落石で怪我をした男子がいた。
この辺りにはヒルが出始めている。 
いろいろ反省させられた実習であった。
一つのパーティで尾根を下るには人数が多すぎた。
多いため、どうしても先頭と後ろが距離が広がり、皆を把握できない。
山歩きの経験が少ないので、浮石を踏む者が多く、落石の危険が大きい。
人数が多いため、お喋りや足音のため動物を追い払いながら歩いている。
学生たち個々の山歩きのレベルを知ることができたので、それぞれ合わせた山歩きをしながらの動物観察方法考えなくてはならない。

ヒメウツギやミツバウツギ、コバノガマズミ、マルバアオダモの白い花が咲き、ヤマツツジやウツギはまだ蕾だった。モミチイチゴやウワミズザクラは花が終わり小さな実をつけていた。
新しいテン糞や、もらったクマ糞の内容物を調べたい。

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