昨夕、机に向かっているとピンポンが鳴った。
娘に「出てくれ!」と叫ぶ。
玄関から戻ってきた娘は、「はいこれ! お父さんが欲しがっていたからだって!」
とレジ袋の入っているを突き出した。
ナツメの実である。
昨年、前の家のナツメの実を写真に撮ったり、駐車場に落ちている実を拾って齧っていたのを家人に見られたことを思い出した。
今年もどんな花が咲くのか気にかけていたのだが、いつの間にか実になっていた。
ナツメは北海道生まれのぼくにとっては子供の頃からの憧れの木である。
「♪ あの子はだ~れ、♪ 誰でしょうねぇ~」
「♪ なんなん、ナツメの花の下、お人形さんと遊んでる~♪」
「可愛いみよちゃんじゃ ♪ ないでしょ ♪ か~」
という唱歌?を知っているでしょうか?
確か、このような歌詞だったが、違っているかな?
神奈川県に住み着き、ナツメの実は何度か見たことがあるし、食べられるということも知った。
しかし、まだ、ガブリと齧りついたことがない。
食べてみた。何だか林檎か梨のような味で、少しボソッとしている。
中には、ラクビーボール状の種子(長径15ミリ、短径10ミリ前後)が一個だけ入っている。
種皮の周りの果肉がきれいに除けない。
来年こそ、ナツメの花を見たい!
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