2010年9月28日火曜日

カピパラとマーラの草の消化システム

専門学校でカピパラとマーラが飼われている。餌の大半は干し草である。
この2種はネズミの仲間である。日本に生息するネズミの仲間は雑食か植物食だ。
植物食でも草や葉を主食にすることはない。食べても消化することができないからだ。だから、果実や種子なら炭水化物やタンパク質なので消化することができる。
南米のネズミの仲間はセルロースを分解発酵するバクテリアをどこに持っているのだろうか?

タイトルを「カビパラとマーラ」から「カビパラとマーラの消化システム」に変えました。

1 件のコメント:

  1. カピパラがどうやって草を消化することができるのか、調べてみました。

    ネットでは探せませんでしたが、The New Encyclopedia of Mammals   (ed.D.Macdonald) 2004 Oxford Univ. Press に載ってました。

    盲腸に共生しているバクテリアが発酵させるようです。ウサギもそうですね。

    盲腸は小腸と大腸の間にあるので、発酵した物を吸収することができない。そのため、排出した糞を再度食べて小腸で吸収してもらう。

    飼育の学生に糞食しているかどうか聞いてみよう!

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