2010年6月17日木曜日

節足動物の外骨格だけのテン糞の中身

土曜日の仏果山直下の登山道で拾った節足動物のテン糞:
持ち帰って水洗いした。
なんと、ムカデだ!
鉛筆の太さほどもあるような大きなムカデを食べたものとおもわれる。
他は見られない。クリックすると大きくなりますが、、、。
テンは大きなムカデにかぶりついてムシャムシャと飲み込んだのだ。
しかし、外骨格や足などのキチン質部分は消化できず。
内臓部分を消化しただけなのだろう。
ぼくらヒトも、イナゴやテッポウ虫を食べてもそうなのだろう。
あるいは、サワガニの唐揚げを食べたら、甲羅や足などの外骨格の大半は
糞として排出されてしまうだろう。

哺乳類で節足動物の外骨格を消化できるものはいるのかな?
話しは、変わるが、テンやタヌキがネズミを食べたとしたら、骨は消化されないで
糞として排出される。
アフリカで見つけたハイエナの糞は、これ全て石灰を固めたようなものである。
糞の中身は骨の欠片も見つけられない。
乾いた糞は粉々に砕ける。
彼らは巨大で頑丈な顎(あまりにもデカイ頭骨なので持ち帰りを断念)で、
骨をことごとく噛み砕き、骨を作り上げている軟組織を分解・消化している。
昆虫を含む節足動物の外骨格を消化できる哺乳類はいるのだろうか?
知りたいものだ。

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