湘南台駅西D出口を6時半にでる。今日も快晴だ!
7時半には大棚沢駐車場に着き、仏果山登山口から登る。
ヒル避け用の溶液は空であった。
が、登山道は乾いていてヒルは見当たらず。
一応、飽和食塩水を噴霧。
ところどころにタツナミソウが咲いている。
二組の登山者夫婦に追い抜かれる。
高取山に向かう。ヤマツヅジが満開である。
サクランボなどの果実の種子が剥きだしたテン糞が
これみよがしに転がっている。
高取山の展望台に上がる。
中年夫婦が走りながら登ってきて、駆け下りていく。
スイカズラがたくさん咲いている。一枝を折り取って学生に渡す。
その匂いに満たされ、
折口を濡らしたティッシュにくるみビニール袋に容れる。
記念撮影とした。二人ともなんとなく緊張しているスタイルだ!
靄っていて見晴らしが良いわけではないので、仏果山へ向かう。
頂上直下近くで節足動物の外骨格だけのテン糞を見つけゲットする。
仏果山の休み台には何人もの登山者がいる。
今日は、暑いので皆水を飲み、汗を拭いている。
見晴らし台に登る。風があり気持ちが良い。
足下には、アオダモ?の赤紫色の果実が、、、、。
まだ、10時半なのでお昼には早いので、山頂を後にする。
このコースでは一番危険なところに出る。
カナウツギの花穂?蕾?それとも花が終わった後なのか?
太いロープがある急斜面で、
彼女がずるずるとゆっくり愛甲町側に落ちていく。
ぼくは、黙ってそれをみている。
なんと彼女はカメのようにゆっくりした動作である。
滑り落ちないように頑張っていることがわかる。
慌てて、彼女の手を掴み、引き上げる。
自分は動作が緩慢である。鈍いという。
「え?まさか?」という思いで彼女を見る。
ズボンもブラウスの胸元も乾いた土まみれである。
これ以降、後ろの彼女に注意を払うことにする。
いくつものテン糞があり、途中の休み台でお昼にする。
お昼を食べて、話しながら歩いていくとジムグリである。
土山峠と経ヶ岳への分岐で休んでいると、またも走って登ってきた登山者。
湿ったところでヒルにやられたようだ。右足の靴下が赤く滲んでいる。
土山峠に下りて、強い日差しの中を大棚沢駐車場まで、
途中で、何人ものジョガーが通り過ぎる。
不思議な山歩きであった。
連れ合いに女子学生が滑り落ちそうになったことを話したら、
返信削除彼女いわく、「危機管理意識が欠如している!」
以前、一緒に歩いていて連れ合いが転んだにも関わらず笑ってみていたようである。
他人が困っているかどうか?
それを認識する意識に欠けている。
とくに山歩きでは自分だけぴょんぴょん歩いて行ってしまうということらしい。
反省である。
Fukudaさん 危機管理って難しい問題ですね。
返信削除昔、北アの横通岳を過ぎたころ女子大生たちが手を振ってくれていた。歓迎かと思っていたら助けてくれと・・。覗き込むと滑落しかかってガレの途中の岩に必死にすがっている娘が。中学生の子供と補助ロープを伸ばしてなんとか救助。部員たちは「誰か助けにきてくれると待っていた・・」
彼女たちは立派な装備に見えたのにロープ一つなしで・・、ならリュックの紐や下着をつないでも・・自分たちで何とかしようと努力する意識はないのかと。
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失礼ですが、Fukudaさんは丹沢の藪でサルを追っておられた三四郎さんですね。当時キンシコウの調査に中国へとかお聞きしたことを覚えています。「野生動物発見!ガイド?週末の里」などいつも参考にさせていただいております。
りぶら(当時はryou)
りぶらさんへ
返信削除今はどこもかしこも「危険、立ち入り禁止!」ということで、子供たちの外遊びが制限されております。
そのためでしょう。自然が好きだという二十歳前後の若者が、山歩きでは、ぼくよりも平衡感覚が鈍いし、臨機応変に対応できない。
ぼくにとっては危ないとは思わないところでも若者と一緒の時には気をつけなければいけませんね。
りぶらさん、ごめんなさい、遠い子供の頃は思い出せても、どうしてもryouさんを思い出せません。
Fukuda さん どうも m(__)m
返信削除生きる力って自分で体験しないと鍛えられない、甘やかされた耳学問だけだと怖いですね。プールでは泳げても川や海は別ですから・・夏の水の事故を見ているとそう思います。
夜歩きの好きな通りすがりのタヌキみたいな存在でしたのでryouは気にしないで下さい。
りぶらさんへ
返信削除スゴク気になります。
できたら、メールででもお名前をお知らせ下さいませんか?