2009年11月5日木曜日

初めての鍋嵐(3)

北尾根のオオウラジロノキがある細尾根を登っていくと2、3人用のテントが張れそうなくらい広々とした677のピークにでる。
そこからゴジラノ背尾根を渡り、720mの四叉路の尾根に着く。
迷うことなく南方の広い尾根を進んでいくとJピークに辿りつく。
Jピークは鍋嵐より数メートルだけ低いだけで木が生い茂り、西方向への尾根がはっきりわかる。
このピークで10分前後地図と磁石で鍋嵐方向を確認する。
西方向への平らな尾根の方に行きたいくらいだ。
鍋嵐方向へは落ちるような尾根になっているので鞍部に降りきるまでちょっと不安。
2万5千の地図どおりに100mくらい下ると鞍部であり、すぐ南にある鍋嵐の尾根に取りつく。
登り道を間違えたのかもしれないが、北側の急斜面で雪があり滑らないように三点確保で木の根や幹を掴んで登る。

なんのことはなくすぐ鍋嵐のピークに出た。
真西に蛭ヶ岳山荘が見える。クリックして拡大!
蛭ヶ岳の手前の尾根は宮ヶ瀬・高畑山・本間ノ頭・丹沢山の稜線である。
北尾根のいたるところにあったカモシカ糞

677ピークを過ぎてすぐモミの根元にモミの球果がリスに食べられた痕

宮ヶ瀬尾根の細尾根のタヌキのタメ糞跡の新しいテン糞
10月24日の観察会の時もテン糞があり、軟便だった。
タヌキとの遭遇の危険もあるので、テンはすごい緊張感で軟らかい糞になったかもしれない。

鍋嵐から東方への道はしっかりしたものであり、能の爪までハイキングコースのようである。

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