2009年10月6日火曜日

アカマツのエビフライを作ったのは誰?

2月に湯河原野生動物探検隊の集まりで拾った数々のエビフライ
手を広げて見せてくれるのはk-ta隊員

このエビフライの作成者はリスか?ネズミか?take隊員が判断できないものもあった。

エビフライのことが気になっていて、Collins Guide to Animal Tracks and Signs を読んでみた。
リスとネズミによって作られるエビフライの違いについて次のように書かれてあった。

見つかる場所:リスのエビフライは開けた場所。 ネズミのエビフライは隠れることができるような場所
エビフライの頭側(マツカサが木についていた方):リスのは根元がボサボサした毛房状になる。ネズミのはきれいに噛み取られて丸くなる。
エビフライの胴体の表面部分:リスは軸から離れるほどボサボサ状態。ネズミのエビフライはなめらかとなる。
噛み取った鱗片の状態:リスは鱗片がしっかり残る。ネズミに関しては記載ナシ。

ということで、湯河原で拾ってきたエビフライを確かめた。1個だけネズミのものと思われるエビフライがあった。

左がネズミかな?右がリスであろう。    

4 件のコメント:

  1. 先日の記事でもあったエビフライ、いったい何なのかと思っていましたがやっと正体がわかりました。山のことを知らない者はこんなレベルなんです。本当にエビフライみたいでかわいいですね。

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  2. このエビフライは2月に拾ってきたものなので、色も悪くなっていますが、食べられたばかりのエビフライは、本当に揚げた直後のような感じですよ。

    今度帰国した折には一度山へ行きましょう!

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  3. どちらも鱗片が開いた松毬を食べたものですね。
    左はまずネズミのものと考えてよさそうです。

    最近林道ではエビフライの製造が少なく、さびしいですね。
    新たな愉しみをみつけなくっちゃ!

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  4. take隊員へ
    このところ、ブログの更新も滞っていますね。
    海の話題でもお願いします。

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