2009年7月27日月曜日

釧路の夏の実(1)

お袋とジュンと散歩しながら見かけた懐かしい実を紹介したい。

これは、子供の頃はよく食べたグズベリの実である。
赤黒く透き通るようになると完熟した証しで、甘くなる。
この状態では酸っぱい。
でも、子供の頃はこの木がたいていの家の庭の隅に植えられていたので、盗み食いしたものだ。
今回は、摘まんでも見なかった。
見ただけで酸っぱい唾が出てきた。

カラスの実と呼んでいた。
ナナカマドの実である。
秋になると真赤になり、2月頃まで実をつけている。
真冬には飼い鳥のように綺麗なキレンジャクが群れて食べる。 ニワトコの実である。これも赤く熟す。
木の名前を知ったのは大学に入ってからであり、幹の髄がコルク質になっているので生物実験でプレパラートを作る時にそれに挟んで切って、顕微鏡でのぞいた。 とうとう、今日は朝からガスストーブをつけている。室温を22度に設定している。

晴れて欲しい。山を登れないので、釣りをしたいし、湿原も歩きたい。

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